元オウム教団幹部 野田成人のブログ

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 まず以下の画像文章を読んで頂きたい。3月11日付読売新聞に掲載されていた投書である。

信用が足りない


 皆がお互いのことを信用しておらず、反応が怖くて取り繕う、いけないと思いつつウソをつく。そんな世の中が好きになれないという。この少年の心境は、現代社会において程度の差こそあれ相当に蔓延した極めて深刻な問題であるように思われる(氏名・年齢・学校が特定されていて、「大丈夫かいな?」と思ってしまうのだが…)

 要約すると、表面取り繕い、自己否定、人間不信の3つがポイントになる。拙ブログでもそのような「自称ダメ人間」を取り上げたが、前回の「意識化8」で以下のように述べた。

「彼らの場合、自己保全とは言っても、存在のかなり本質的レベルでの守りであり、無意識レベルで守っているのです」

 無意識レベルで自己の存在を守らなければならなくなった、その主な要因の一つは家庭環境にある。勿論家庭環境だけではなく、学校含めた幼少期の本人を取り巻く環境が大きく影響する。先にも述べたとおり、十分に甘えられず、自分の欲求を抑圧せざるを得ない状況などにおいて、無意識レベルの守りは形成される。

 読売新聞投稿の14歳も全く同じである。自己否定・人間不信が高じてくると、建設的にモノが考えられなくなり、破壊衝動が大きくなってくる。破壊衝動が自己に向かえば自殺に至るが、社会に向かえば記事タイトルの名古屋暴走事件や先頃起訴された柏連続通り魔事件に至る。

 柏連続通り魔事件犯人の竹井聖寿容疑者は、2000年に神戸児童殺傷事件を起こしたサカキバラを尊敬していたという。同様の人物を小生は知っているが、現代社会において似たような思考をする若者はどれくらいいるのか。想像するに空恐ろしい。

 ではこのような思考に至らせてしまう要因として、家庭環境が悪いのなら、その親が悪いのか?これについてはそこだけに問題を還元できそうにもない。その親の親にも問題があったりする。当然ながら「親の親」のそのまた親にも問題があったのだろう。また一定年齢以上になると、親だけではなく学校等の人間関係から受ける影響が大きくなってくる。そこにおける学力偏重の評価基準も、人格形成における抑圧を促し易い。こうなると社会環境全体の問題でもある。

 いつもの結論だが、結局男性原理優位の一神教支配が根本原因である。男性的厳しさ・緊張のみが優位であり、女性的優しさ・弛緩が足りないのである。しかし抑圧が暴発した結果であるこれらの事件(名古屋暴走・柏通り魔・神戸自動殺傷他)が起こっても、対策は「厳罰化」ばかりである。ますます締め上げられ、キュウキュウとした緊張優位の社会になり、そこについていけないで弾き出される人たちは、経済的・精神的貧困層始め増えるばかりである。

 社会が緊張優位なのは、資本主義の市場競争原理とは無関係ではない。巨大資本同士が国際競争をする、その煽りをほとんどの労働者は受けざるを得ない。ストレスのはけ口は、下請けに対するイジメだけではなく、企業内イジメという形にも現れる。会社で父親がいじめられれば、そのストレスを妻子に向けるという連鎖が起こりうる(末尾添付記事2)。弱いモノは強いモノの前では顔色をうかがって取り繕い、より弱いモノをそれぞれの環境でいじめる。学校の裏サイトが問題になっているが、社会全体が表面だけを取り繕って一皮むけば闇だらけという証左である(末尾添付記事1)。

 現代グローバル資本主義社会における表向きの物質的豊かさ・華やかさは、その裏側に人間不信の深い闇を作り出している。その一つは、記事タイトルのような個人が引き起こす無差別テロであり、また別の形態がオウム事件であった。依然解明されていないとされるオウム事件の闇、つまりなぜ信者らがそこに嵌ったか、という疑問。これは人間不信から来る破戒衝動とも深く絡み合っている。

(つづく)
 
◆添付記事1◆

深刻なネット中傷…「会員限定」への対応難しく
携帯に送るヘルプ

 子供の悪口が書かれていても、打つ手がない――。

 読売新聞が全国の都道府県と政令市を対象に行ったインターネット上の子供への中傷に関する対応調査で、苦悩する現場の実情が浮き彫りになった。登録した会員でないと見られないサイトに中傷の場が拡大するなど、ネット上の人権侵害は実態が見えにくくなる分、深刻になっているとみられ、関係者は「中傷の削除などについてのルール作りが早急に必要」と警鐘を鳴らす。

 「学校でうざい人は」「嫌いな先生は」――。東北地方のある自治体では、この数年間で公立小・中学校の9割で、学校の「非公式サイト」ができた。質問に対し、子供らの実名を挙げて回答が寄せられている。教育委員会はサイト運営者に削除を求めたが、「被害者が特定できない」などとして、一部は応じてもらえなかった。「うざい」と書き込まれた生徒の実名やあだ名が残り、それを見た生徒はショックを受け不登校に。ほかにも放置されたままの中傷があり、教委は「現状では、こうしたサイトを見たり書き込んだりしないよう指導するしかない」と話す。

(2014年3月25日10時16分 読売新聞)

◆添付記事2◆

無抵抗社員を憎しみの連鎖に追い込む学級崩壊職場

 今回は、社内で組織的に行われるいじめについて、改めて考えたい。舞台は、スポーツ用品や器具の販売会社。正社員数は約90人だ。十数年前、経営不振のために20人ほどのリストラを行った。ここ10年は、業績は比較的安定している。

 この会社の営業部(社員は約20人)に所属する29歳の男性は、数年前から直属上司(課長)やその上の上司(副部長)からいじめを受けている。今や、それに多くの社員が加担している。この男性に手を差し伸べる者はいない。

 男性は結婚しており、3歳の子どもがいる。最近は、その子や妻に対してDV(家庭内暴力)に近い行為を行うようになったと告白する。その理由は定かではないが、職場で受けるいじめのストレスと、何らかの因果関係があるのかもしれない。

 この男性のように、周囲の大多数の社員による組織的ないじめを受けたらどうするか。読者諸氏もそんな危機感を持ちながら、一緒に考えてほしい。

◆「パシリ」と罵られ殴られる
◆いじめに次ぐいじめの会社生活

「お前はアホか?」

 石井の大きな怒号が響いたその瞬間、めまいがしたという。

 葛城(29歳・仮名)は、直属上司である石井(38歳・仮名)から頭を殴られた。「ぱーん」と音が響いた。周囲の社員たちは酔っていたはずなのに、黙り込んだ。(①)

 葛城はとっさに「痛い!」と声を出した。実際に痛かったが、声を潜めることもできた。

 筆者の取材には、「声を出さないと、自分がこの上なく惨めになる」と話す。殴られても、面と向かって抗議ができない。そんな歪んだ主従関係が、上司の石井との間にあった。

 その場にいた副部長の上田(仮名・48歳)が笑っていた。葛城の目には、心から喜んでいるように見えた。上田が笑うと、皆が笑い始める。特に女性社員が率先して笑う。

 石井の上司が上田である。ここ1年半、上田、石井、葛城という業務ラインで仕事をしてきた。それは「いじめに次ぐいじめの日々」だった。

 石井から殴られたのは、昨年の12月中旬。場所はJR御茶ノ水駅近くのシックな酒場。そこで、会社の忘年会が開かれていた。全社員90人ほどのうち、約40人が参加した。

 葛城の役割は「パシリ」。日頃から「パシリの葛城」と職場で呼ばれている。上司の石井や上田の指示通りに動くから、こんなニックネームをつけられた。指示通りに動かないと、2人から罵倒される。

◆上司の右手がスッと動いたのが見えた
◆めまいがしてへたへたとしゃがみこんだ

 殴られる数分前、葛城は石井からこう言われた。

「カウンターに行って金を払え!?その領収書をもらって俺に見せろ!」

 そして、石井からカードを渡された。ファイナンス系のゴールドカードだった。石井が忘年会の幹事だった。

 葛城は、皆が酒を飲む2階の大フロアを離れ、1階へ降りた。受付のカウンターで、40人分のお金を石井のカードで支払った。そして、その場でサインをした。「石井直樹」というフルネームを書いた。急いで領収書を手にして、2階に戻った。

 ところが石井に見せたところ、たちまちに顔色が変わった。

「バカやろ!」

 石井の右手がスッと動いたのが見えた。頭を殴られたことは察知した。頭や首のあたりがクラッとした。その直後、めまいがした。座敷のところだった。へたへたとしゃがみこんだ。

 葛城は10秒ほどうつむいた。立てない。軽い脳震とうのような状態だったという。その間、副部長の上田の太い笑い声は聞き取ることができた。石井は自分が殴ったことを正当化するためか、大きな声でまくし立てる。

「こいつ、俺のサインを勝手にしやがった!?しかも、数十万の金だぞ!?本来、俺のところにサインする紙を持ってくるべきだろう??それで俺がサインをするんだよ。そんなことも知らずに、無断でサインをした。お前はアホか?」

 葛城は反論ができない。「カードで金を払え!?その領収書をもらって、俺に見せろ!」と指示を受けた。それを真に受けて動いた。当然、自分が石井の代わりにサインをせざるを得ないと思い込んでいた。

◆いじめを逃れるために言いなりに動き
◆一段といじめを受けるという悪循環

 筆者が葛城を取材したのは、昨年の秋と今年の1~2月にかけてだった。筆者が執筆している人事雑誌の連載や、この連載『悶える職場』などを読んでメールをくれた。そこには、いじめの状況や怒りも書かれてあった。しかしそれに対して、「自分がどうしたいのか」といった記述はない。これは告発する人に多い。(②)

 彼が受けているのは、一言でいえば「いじめ」なのだが、大きな特徴が会社全体に及ぶ組織的なものであることだ。(③)

 石井、上田が籍を置く営業部の部員は20人ほど。その半数近くが、何らかの形でいじめに加担している可能性がある。総務や経理の数人も加わる。

 石井のように殴るケースもあれば、営業部の会議に1人だけ呼んでもらえないこともある。石井や上田の命令を受けたと思える30代の先輩が、部の会議がある日時にわざわざ葛城に外回りをを指示したりもする。

 それで出席することができないと、上田が皆の前で聞こえるように怒鳴る。(④)葛城がたじろぐと、石井や先輩らがどっと笑う。葛城の後輩で、入社3年目くらいの社員も彼をバカにする。パートの女性社員も気兼ねすることなく、率先して笑う。(⑤)

 経理の部員は、葛城が交通費の清算が1日遅れただけでも、営業部のフロアを訪れて「早く、急げ!」とせっつく。女性の社員が殴るボディランゲージをする。経理の部員に「葛城を殴れ」とそそのかす。経理の部員はウケを狙い、葛城の前で腰をふり、踊る。女性社員たちが子どものように喜ぶ。

 経理部は、他の営業部員の清算が数週間遅れようとも、ここまでの意地悪はしない。せいぜい内線電話を使い、軽く促すくらいだという。

 上田は副部長であり、石井ら30代の管理職を束ねる立場にある。本来いじめに歯止めをかけるべきなのだが、何もしない。むしろ、葛城が半泣きになったり落ち込んだりすると喜んでいる。

◆誰も加害者意識を持たないまま
◆他部署も巻き込んでいじめが続く

 上田を唯一押さえこむことができるのが、営業部の部長兼役員の男性だが、彼は何もしない。役員としてトップセールスをする立場にあり、職場にはほとんどいないからだ。そのため営業部の仕切りは、上田に任せられている。上田からすると、怖いものがない。事実上のトップがこの有り様だから、石井らがなおさら勢いづく。

 石井ら現場の管理職がいじめをエスカレートさせると、それは営業部以外にも波及する。いじめの怖さがここにある。多くの人が加害者の意識がさほどないままに、ずるずると罪を重ねる。(⑥)

 その構造を深刻にするのは、葛城が強硬に抵抗しないことにある。彼は、石井や上田らに対して抗議を一切しない。むしろ忠実に「パシリ」をする。まるで荒れた中学校と同じである。いじめを受けたくないから、不良少年の言いなりになり動く。皮肉なことに、それによって一段とひどいいじめを受ける。彼の状況は、そんな少年少女らとよく似ている。

 メディアや識者はいじめを論じるとき、「上司 VS 部下」という構図で捉えることが多い。そこに「成果主義」や「厳しい競争」、さらには「グローバル化」の影響まで含めて語る人も現れる。筆者はその立場に与しない。いじめは、はるか昔から起きていることであり、「成果主義」や「グローバル化」とは直接関係はないはずだからだ。

◆「こいつは弱い」「孤立している」
◆組織的ないじめには前段階がある

 そもそも、通常上司はいきなりいじめをしない。大体は前段階があるものだ。取材でヒアリングをすると、いじめをする上司の大半はターゲットになる部下に対し、こういう思いを持っている。

「こいつは弱い。反撃をしない。皆から孤立しているから、こいつを守る社員はいない」(⑦)

 ただ単に「仕事ができない」という理由だけでいじめは始まらない。ターゲットが「弱く、孤立をしている」からこそ襲いかかるのである。

 ここで考えるべきは、いじめを受ける社員の周辺にいる同僚の存在(⑧)である。これらが、実は最も警戒すべき人々なのだ。いじめは、ターゲットのすぐそばで始まる。

 今回のケースで言えば、葛城の同僚、特に年齢が近くライバル心を持っているような社員が、裏で石井ら現場の管理職をそそのかしている可能性がある。筆者が取材してきた経緯を振り返ると、職場で起きるいじめの場合、このからくりが圧倒的に多い。

 葛城の場合も、案の上、彼を煙たく思う同世代の男がいた。内田(30歳・仮名)である。内田は、葛城が中途採用試験で入社した4年ほど前から、自分の立場が脅かされると思ったのか、機会あるごとに皆の前で彼をからかった。このとき、葛城は反論をしなかった。ひたすら笑顔を振りまいていた。

 葛城は、「皆の中に溶け込まなければいけないと思った」と答える。これが、周囲に対して間違ったメッセージとなった。「こいつは無抵抗で、バカな奴」という印象を与えてしまったのだ。

 内田は勢いづく。そして、上司である石井を巻き込む。その上の上田も加担させる。組織的ないじめは、このように身近なところから始まり、大きなうねりとなっていく。

 そうなると、事態は深刻化する。いじめは拡大再生産される。冒頭で述べたように、葛城は自宅で妻や3歳になる子どもに「DVらしきこと」をしている疑いがあると、筆者には思えた。取材中に、次のようなことを答えていたからだ。

◆怒りは妻や子どもに向けられ……。
◆拡大再生産されるいじめの構図

「休みの日は、あいつ(妻)を叱りつけることが増えている。数週間前は口論になり、殴った。あいつが『上司にもっと反論をしろ』とけしかけるから……」

「まだ(子どもは)小さいけど、イライラしてくる。(自分の)言うことを聞かないから叱ると、大きな声を出して泣く。頭を軽く叩くとまた泣く」

 こういう話は、珍しいことではない。いじめを取材すると、10件のうち8~9件については、いじめを受けている当事者の怒りが周囲に向けられていくことに気がつく。いじめを受ける人が、より弱い立場の人を攻撃するようになるのだ。

 前述のように、葛城は忘年会で石井から頭を殴られたが、それだけではなかった。最後は、40人の前で「閉めの挨拶」をさせられた。本来、幹事の石井がするべきなのだが、葛城が挨拶を命じられた。突然の挨拶であり、言葉が浮かばない。顔を赤らめると、笑いの渦が起きる。

 葛城はこんな分析をする。「面白いから笑うのではなく、(自分が)惨めで哀れだから、皆は笑うんだ」と。

 さらに、「石井の機嫌を害した」という理由で罰ゲームまでさせられた。この1年、自分がいかに仕事のミスをして、いかに皆に迷惑をかけたのか、といった自己批判をさせられた。

 葛城は話す。

「これ以上、雰囲気を悪くさせたくなかった。だから、40人の前で『1年間、ありがとうございます』とお礼を言った。すると、内田が“嘘をつけ!”と怒鳴った。皆は一斉に笑った」

 いじめを受ける人は、得てして繊細なタイプが多い。職場の空気を察知し、皆に配慮をしようとする。ところが、周囲はその配慮を「弱いやつがおろおろしている」としか見ない。いじめをする者は、そんな姿が面白くて仕方がない。

 この会社で働く人たちがここまで冷酷無情になることができる理由の1つには、10数年前の「事件」がある。会社は1990年代後半の金融不況の頃に業績難に陥り、リストラをした。葛城が当時を知る50代の社員から聞いた限りでは、社内は内乱状態になっていたという。

 社員数が100人以下であり、就業規則すら社員の意識に浸透していない。人事評価があるのかすら、正確に知らされていない。社長の一存であらゆることが決まっていた。これでは、リストラはスムーズに進まない。

 数人の社員が、労働組合ユニオンに相談に行く。そして、団体交渉となった。だが、労組の要求に答えるだけの資料すら会社側は提示できない。結局その社員らは退職したが、会社は彼らに多額の「和解金」を支払うことになった。

 葛城をいじめる石井や上田は、この時期、20代後半~30代後半だった。リストラをされる上の世代を見てきた。人を辞めさせるためには、どのようないじめが効果があるのかを肌で感じ取った。

 十数年経った今、それを葛城に対して実践しているのだろうが、根はさらに深い。ここ十数年、葛城のようなターゲットになる社員が見つかると、その都度皆でいじめを行い、その「ノウハウ」をバージョンアップさせてきた。

◆「いじめ劇団」の中で悶え苦しみ
◆精神のきしみに気づかない惨めなパパ

 葛城は、こんな捉え方もしている。

「まるで、劇団の役者たちみたい。あの人たち(上田や石井)が、監督や助監督になっている。たまたま今は2人が監督だけど、以前は他の人が監督をしていた。だから、皆がいじめに慣れている」

 壮絶ないじめを受け、家では妻や子どもに暴力をふるう。「29歳の惨めなパパ」は、自分の精神にきしみが生じていることに気がつかない。いや、気づこうとしない。筆者にはそう思えた。

◆踏みにじられた人々の
◆崩壊と再生

 組織的ないじめをどのようにして止めさせるか。葛城は正常な感覚で職場に対応をしようとするが、今のような状況では解決は難しい。実は筆者も、会社員時代に似たような状況を経験したことがある。自分の経験則を交え、解決策を考えたい。

 この職場に潜む課題は何か。いじめられる側は、今後どのように職場を生き抜けばいいのか――。そのような問題意識を持ち、本文中に下線と数字を施した部分を題材にしながら、筆者なりに分析を行なった。

①周囲の社員たちは酔っていたはずなのに、黙り込んだ。

 多くの職場で見かけるシーン。黙り込むのは、多少は罪の意識があるからだろう。だが、それが逆に災いする。罪の意識があるからこそ、怖いという思いを持ち、集団化する。その点は、学校のいじめと似ている。人は罪悪感があるからこそ、徒党を組むのである。

 だからこそ、相手が群れを成しているときは、むしろいじめを受ける人は「精神的に優位になっている」と思いたい。

②それに対して、「自分がどうしたいのか」といった記述はない。これは告発する人に多い。

 いじめを受ける人の大きな特徴。職場のことをよく観察し、洞察力も鋭い。ところがそれに対し、意思を表明したり抗議の行動を取ることができない。むしろ、平静を装う。

 これは最悪の選択。不満を言ったり、文句を口にする社員はなかなかいじめを受けない。いじめのターゲットにされる以上、会社員として同世代の中でいち早く昇進・昇格していくことは難しいかもしれないが、いじめのターゲットからは外される傾向がある。状況いかんでは、もっと自らの不満を皆の前で口にすることも試みてよいのではないだろうか。

③会社全体に及ぶ組織的なものであることだ。

 いじめが組織化した場合、残念ながらそれを止めることは不可能に近い。抵抗するほどに悪い方向へ向かう。次の就職先などを確保し、できるだけ早く退職を勧めたい。労働組合ユニオンや弁護士などのもとへ駆け込んだところで、解決はしない。

④皆の前で聞こえるように怒鳴る。

 いじめの初期段階で見られる傾向。ここより先のステージに進ませないためには、意図的に皆の前で相手に言い返し、口論をしたい。筆者は会社員の頃、これが得意だった。いじめらしきことをしてくる上司には、よく反論をした。

 すると相手は、おろおろ状態になる。経験則で言えば、上司を部下が叱りつけると、まずいじめをエスレートさせるようなことにはなり得ない。だが、見事なまでに周囲に味方がいなくなることは覚悟しておこう。

◆立場の弱い女性社員たちは
◆いじめの典型的な「浮動票」に

⑤パートの女性社員も気兼ねすることなく、率先して笑う。

 全ての人がそうではないが、立場の弱い女性社員は組織的ないじめにおける典型的な浮動票になりやすい。自分の身を守りたいから、多数派につくだけのこと。あまり気持ちのいいものではなかったが、筆者は会社員の頃、上司からいじめを受けたとき、意識してこういう女性社員を大きな声で叱りつけたことが何度もあった。

 そうすると彼女たちは、間違いなく脅えて、自分の前ではなめた態度をとらなくなる。また、筆者と対立していた上司の側にもつかなくなる。その後は常に黙っていた。それでも、時折上司の側につこうとすることがあるが、その都度睨みをきかせるとまた黙る。

「浮動票」は、こうしてシラミ潰しに排除していくべきだ。特に立場の弱い女性社員の場合、いじめを先導する上司の側に早いうちからつこうとする。それを心得て行動すると、効果がある。

⑥多くの人が加害者の意識がさほどないままに、ずるずると罪を重ねる。

 いじめの1つの本質。前述の⑤と意味合いが重なるが、いかに浮動票を潰すか、そしていかに自分を包囲する世論をつくらせないようにするかが重要だ。

 人は暴力に脅える。それを意識し、筆者はいじめをしようとする上司を皆の前で叱ったり、彼につこうとする女性社員をあえて大きな声で牽制したりした。経験則から言えば、「いじめには力で対抗する」という姿勢でいると、それ以上エスカレートはしない。力こそ最大の防御と言えよう。

◆いじめの原因はたいていすぐ横に
◆ライバル視してくる同僚にも要注意

⑦「こいつは弱い。反撃をしない。皆から孤立しているから、こいつを守る社員はいない」

 職場では、いかなる場合も孤立してはいけない。仕事は少々できようとも、1人でいると何かと狙われやすい。

「仕事の結果を出していれば(周囲は)関係ない」という、30代半ばくらいまでの部下を持たない人たちが陥りやすい考え方には、感化されないことだ。いかに大きな成果を出そうとも、「仕事の結果」を認めるのは上司であり、自分ではない。

 その上司を味方につけるためには、適度に効果的に自分を演出し、強さを誇示することだ。「こいつはうるさい。何かと反撃をしてくる。こいつは皆を押さえつけているから、こいつの言いなりになる社員がいる。いじめをすると、自分が逆に包囲をされる」と思わせることが大切だ。

⑧いじめを受ける社員の周辺にいる同僚の存在

 敵はすぐ横にいる。組織的ないじめは、必ず隣人との間から始まる。隣人に攻撃され始めたと感じたら、自分も早いうちに「先制攻撃」を仕掛けたほうがいい。これも気持ちのいいことではないが、たとえば皆の前でかれかわれたときには、「何が言いたい!?」「何だ、お前は!」などと意識的に言い返すだけでも効果がある。

 その後、不満の表情を見せつつ、大きな声で独り言をつぶやいたり、舌打ちをしたりするだけでも、意味がある。「攻撃したら反撃される」ということを皆に印象付けると、組織的ないじめには発展しない。

コメント


皆が皆、お互いに本当の意味で信用していない。

これに気付いた少年はすばらしい。
しかも、堂々と正直に新聞で発表して、世間に問うている。
気付きと勇気を持つ少年。持つべき大事なものを持っている。




何だか

alephの方が喜びそうな記事ですな。
弱肉強食の「動物」だからと言うでしょうな。

というのは、さておき、わたしの中高生時代の黒歴史を見ているようで、
いい気持ちはしませんでした。
そういう状態でしたね。
誰も味方をしてくれないというのは、非常につらいモノです。
で、ついには学校に包丁を持って行ってしまったこともありましたね。
そうしたら、若干はましになりましたが、
人間不信はそのままでした。
そういうこともあって、わたしは今でも他人はあまり信用しないんです。

でも、こういう経験がわたしとオウムの距離を持たせてくれたおかげで、
出家まで行くほど深入りしなかったのかもしれません。


一神教支配の問題点を解決する方法は見つかっているんですか?

>解決する方法

オウムよろしく暴走して勝手に自滅してくれます。


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2007-03 : 17
2006-04 : 1
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