母子17
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大嘘つきの旦那はどうしようもないとしても、奥さんはやはり可哀想。そこで念のため、強制執行催告直後に、再度本人限定受取郵便で以下の書面を送りました。
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(奥)様
前略、強制執行の件で野田です。このような結果になり私も残念ですが、(奥)さんが今後行くところがないのならば、生活保護を前提に差し当たりの居住スペースは提供することはできます。息子さんの同居も希望とのことでしたが、その場合は多少手間がかかりますが、時間を頂ければ実現させることも可能かとは思います。
但し、いずれにせよ、(旦那)さんとは一切縁を切っていただくことが前提になります。彼とはそれなりに信頼関係があって、甘い夢も見させてくれたのではないかと思います。しかし今回の件でも分かるとおり、彼の話は現実生活を成立させない虚構のものでしかありません。一緒に居続ければ蟻地獄に引き込まれるだけでしょう。
私は貴女に甘い夢は見させてあげることはできませんが、現実生活での最低の手助けをすることはできます。しかし貴女が彼と縁を切らない状態であれば、下から蟻地獄に引き込まれていく状態な訳ですから、こちらも手を離さない限りどんどん引きずられていくことになるわけです。そうなる前に私は貴女に伸ばした手を離します。貴女が現実の生活を立て直したいとお考えならば、彼と一切縁を切り、逆に彼が近づいて来たならば、蹴落とすくらいのつもりでなければ無理でしょう。
貴女が腰痛であろうと何であろうと、白黒はっきりさせるためにも、私は強制執行をせざるを得ません。いや私は貴女の腰痛も「仮病ではないか」と疑っています。本当に腰痛なら申し訳ないですが、それだけ彼のついてきた嘘が悪質だったとお考えください。彼といる限りそういう風に世間からも見なされることになります。
何にしろ強制執行までにその決断をしろというのは難しいかもしれません。ですので、強制執行後に連絡があったとしても、私は貴女については生活再建については何とかしましょう。その代わりという訳ではありませんが、強制執行の3日前、つまり11月2日金曜日の午前中までに明け渡しの連絡をお願いします。(以下略)
野田成人
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引っ越し期日でこちらが気を遣っていたのは、強制執行断行の日に引っ越し業者に支払う代金についてです。見積もりは約40万円。仮に断行日当日に自主的に引っ越し明け渡しとなっても、当日キャンセルなら100%のキャンセル料金となります。前日でも50%、前々日でも30%のキャンセル料が発生します。そんな金を支払うくらいなら、奥さんに引っ越し代をあげる方がマシだと思っていました。
手紙を送って数日後、例の放火物件のリフォーム中に奥さんから電話がかかってきました。
「野田さんの気持ちは分かりました。引っ越しはキチンと期日までに終えますので、終わり次第連絡します。」
奥さんの声は明るかったです。それでも旦那と別れるという話は出てこなかったので、今後の彼女のことが気にはなりました。いずれにせよ期日までに明け渡してくれるというので、連絡を待つことにしました。
ところが10月の最終週になっても、11月1日になっても連絡は来ませんでした。業者キャンセルは、2日金曜日の正午までにする必要がありました。しびれを切らして連絡すると、まだ引っ越しが完了しておらず、前日ギリギリまでかかってしまいそうだとのこと。旦那さんに何度もウソをつかれたこともあり、嫌な予感がしました。明け渡しが断行の前日までに完了するのかを再度確認すると、
「あたしが借りた物件ですから、それは旦那がなんと言おうとキチンとやります。」
とのこと。上記奥さんの言葉を信じてやるには、余りにもそれ以前の人間関係・信頼関係が足りなさすぎます。結局人間の信頼関係とは、実際にどういう言葉・どういう行為をやってきたかをある一定期間確認する以外に構築できないからです。一般的な考えならば、大嘘つきの旦那の身内というだけで、はね付けることになるでしょう。明け渡し側債務者の論理からすれば、粘れば粘るだけ引っ越し先賃料が浮くという計算もあり得ます。
もし仮に断行日当日までの引っ越しを信じて、業者キャンセルをしたとします。これで断行日に引っ越しがなされてないとするならば、再度強制執行はやり直しになり、更に金額はかさむことになります。通常のケースなら、100%のキャンセル料覚悟でも業者を当日出向かせるでしょう。これは相手を信頼しないことから生じる、lose-lose 関係。
ここでお人好しの小生は、確証が持てないまま奥さんを信じてあげるのです。人助けを掲げている以上、これはしょうがないね。業者はキャンセルしたが、果たしてどうなることやら。。
強制執行断行日まで、あと3日。
(つづく)
コメント
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人助け
この記事のようにこういった形の人助けを行うのも、
たとえ支援者が信用できなくとも、相手を一応信頼して非常に難しい
対応を迫らせますね。この奥さんがたが、
旦那と一緒に蟻地獄に入っていくという選択を、
ご自分でされるかもしれないし。対象者の信頼関係が見えない中での、
人助け、本当に難しい事だと思います。
わたしはキャンセル料が発生してしまわない前に
その前に野田さまの提供される住居施設に
息子さまと期日までに、野田様のご用意された施設に
入居という事になるのが私は、私も一番いいと思うのですが。
旦那さんとの確執があるでしょうから難しい面もあるかもしれません。
私が昔やってた特別擁護老人ホームでのお年寄りのケア、
とか、あるいはホームレスの人の炊き出し(こっちはやったことないけど)
そいった単純なものなら、今回の複雑な人間関係で悩んだり、キャンセルの
発生等でお金が騙し取られるのではないか?など
リスクや負担ない分ある意味いいのですけどね。
このシリーズ
今の仕事をなさるのには、少なからず元になる軍資金が必要だったと思いますが、
それはどのようにして稼がれたのですか?
旧オウムから出て、裸一貫、ゼロから稼いだ、のであれば、最初はどのような職種におつきになったんですか?
それとも、パソコン関連会社のころのお金とか多少もって出たんですか?
決死隊って何ですか?
②その金額の内、大半は1人の出資者(2006年頃まで出家していた人なら大抵「あの人なら野田に出資する」と分かる人です)、一部上場企業の正社員(正確には違うがそう考えて良い)として当初年収500万前後あり(公安関係者はその企業も含め知っている)
③その他野田個人のヤフオク、ゴミ屋のアルバイトなどで約100万
④2000年頃教団が個人名義で取得した200万の競売物件からの収益、これについては故・阿部三郎弁護士に報告した上で、「今後の賠償の経緯をみる」との回答あり。
他意はございません
なんか、死を覚悟して、文句を言うクレーマーみたいになっちゃいましたが、違います
ただ、もしかしたら、このブログを読ませていただいているとき、いつも心の隅に感じてしまう苛立ちのようなものが、無意識にでてしまったのかもしれません、そう思って読むと、文章もとげとげしい感じになっている気がします
さて、2ちゃんねる関連の記事で、私の書いた、ボランティアじゃないじゃん、がとりあげられていました、私としては、のださんにネガティブな感情はなく、むしろ応援しています、なんかへんな突っ込みいれて申し訳ありませんでした、これからもがんばってね