母子3他
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◆日銀法改正
26日召集の特別国会で、自民安倍総裁が首相指名されるわけですが、もう安倍総理と言っちゃいましょう。安倍総理が日銀に対して「1月の金融政策決定会合で、2%の物価上昇率目標(インフレターゲット)設定をしなければ、日銀法改正に踏み切る」と脅したことに呆れてます。これで中央銀行の独立性は完璧に死にました。
要は日銀に「物価が上がるまでひたすら金をばらまけ、国債を買い続けろ」と言ってるわけです。で、自民政権は「国土強靱化計画」で、かつての土建国家ばらまきをやる。価値あるもの(生産)の裏付けなしに金をばらまけば、どこかでしわ寄せが来るのは明らかです。やっていることは山猫銀行そのものだけど、規模が大きく、「赤信号、みんなで渡れば…」ごとく多数がそれに乗っかっているので、リスクが見えないのです。
皆さんは、過去の人類の歴史を学んで、かつての社会制度(奴隷制度や封建制度など)について、「どうしてこんな馬鹿な制度で社会が成り立ってたんだ」と疑問に持ったことがあるかも知れません。相対的に、今の民主主義・資本主義が「想定しうる最高の制度」だと思っているかも知れません。小生、それに対してはっきり言いますが、「お金に洗脳されてます、オウム信者同様、一神教の狂信者に洗脳されてます」。
500年、1000年経過すれば、現在の社会が「紙切れのお金に人々が支配された狂った時代」と評価されていることでしょう。それが理解出来ないとしたら、「現実」に束縛されているからでしょう。
◆母子3
医者に5000万円ほど騙し取られたという山田さん夫婦。騙し取った須合という医者は、弁護士を立てて直接連絡が取れなくなってしまいました。その弁護士とのやりとりは、メールでのやりとりになっているといいます。弁護士がメールでやりとり??これも通常ありえそうもない話です。その弁護士は、●●市内の鈴木法律事務所に籍を置く佐瀬豊弁護士といいます。しかし弁護士をかたっているだけではないのでしょうか?
メールのやりとりを確認すると、「お金はいついつに振り込む」という約束をしたと思えば、その期日には「都合で何日まで遅れます」、その遅れた期日には「これこれの事情がありましたが、今度は大丈夫です。何日に振り込みます」、しかしその指定期日には「都合で数日遅れます」。このようなことを繰り返しているのです。
やりとりの内容含めて本当に弁護士かどうかも極めて怪しいです。弁護士なら各県の弁護士会に登録しているので、すぐに本物かどうか分かる筈。その話をすると、旦那さんは「一度裁判所から連絡があって、その弁護士のことを話していたから、実在すると思う」とのことでした。これは須合の妻が、示談金を山田夫妻に渡すことに関して、裁判所に提訴した時の話らしいです。この件は、旦那さんが直接裁判所に電話して、裁判所の担当官と話をして事件について確認をしています。しかしその後訴えは取り下げられたとの事。う~ん、怪しい。
弁護士については、登録を調べれば実在するかはすぐ判明するし、もし実在すれば「メールでの連絡のみ」という相手方が弁護士を騙っているかどうかもすぐ判明します。そのように旦那さんに説明しました。「何にしろ今日の帰り道に、その弁護士事務所も実在するかどうか、見てきて上げますよ」と小生は約束ました。
その帰り際、奥さんが籍を外したタイミングで旦那さんは次のように語りかけてきました。
「今、女房は精神的に不安定になっていて『須合の話もお前(旦那さん)がウソを言ってるんやろ』と私を責めるんです。代わりに野田さんのことは信用していて、何かにつけて『野田さん、野田さん』って言っているんです。でも全部本当のことなので、信じて下さい。解決できた暁にはお礼もさせてもらいます。」
一見馬鹿正直で誠実そうに見えるその男の話を、小生は信じて上げることにしました。
その日の帰り道、●●市内の鈴木法律事務所がある筈の住所に立ち寄ってみました。しかし該当する住所にはぼろいワンルームアパートがあるだけで、どこにも弁護士事務所らしきモノは存在しませんでした。当然弁護士登録も存在していませんでした。
「弁護士も実在しなかったわけですから、須合本人を捕まえるしかないですよ。」
そのように山田さん夫妻に連絡しました。相談した結果、須合本人への横領への告訴、告訴する布石として本人への内容証明を出すということになりました。その文章・書式等はこちらで調べて教えて上げました。
しかしながら須合本人の居場所が分からないと、内容証明も送れないし、告訴状の相手方住所も特定できません。だが、その点については、旦那さんの知り合いのちょっと怪しい人脈の人(893?)に調査を依頼するといいます。
すると一週間ほどして、ついに須合の居場所が分かったのだというのです。旦那さんは、須合に会いに行くというのですが、その結果は驚くべき事に…。
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