元オウム教団幹部 野田成人のブログ

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革命か戦争

 ソフトランディングの続きです。1回目の記事の最後に以下のような内容を書きました。

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 そう(早く潰せよと)言うとこういう反論があるかも知れません。

 「いや、俺達は今の資本主義システムの中で暮らしているんだから、混乱してもらっては困るし、壊れろだなんて…」

 と。それに対する回答は意外と簡単です。その答えは…
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 答え

 倒壊して潰れそうな家から逃げ出せばいいんです。

 倒壊しそうな家に住んでいる当事者だから、倒壊するとなると困るわけです。外に出てしまえば気楽なものです。2005年の分裂騒動後に脱会した信者も、団体の中にいるときは、「ケンカは止めてほしい」「ゴタゴタは困る」と思ってたでしょう。しかし一旦外に出てしまえば、全くの他人事。「分裂しようが、潰れようが、しったこっちゃない」「あとは野となれ山となれ」となったのでは。

 コメント欄にも書きましたが、結局ソフトランディングなど不可能なのです。以前アレフ分裂騒動の時に、2004年頃ある出家信者から以下のように言われたことがあります。

「もっとソフトなやり方で、みんなが抵抗がないようなやり方で、問題解決して下さい。」

 この時、小生が何をやっていたかというと、団体運営責任の所在を明確にするということでした。当時上祐氏は軟禁状態でしたから、ステージ序列では事実上トップは小生でした。しかしそれは形式のことだけで、裏から指示を出してくる麻原妻と三女の院政状態でした。その彼らに、「口出しをするなら表に出て責任を取れ、責任を取らないなら口出しするな」というやりとりを繰り返していました。その結果小生は徐々に孤立し、他の師・正悟師と対立するようになり、団体内もゴタゴタした雰囲気となっていたのです。

 このアレフ分裂騒動で問題になったのは、何だったのでしょうか?小生はその問題について、絶対的正義と定義づけられる対象への信仰を採るか、現実的対応を採るか、という点に集約可能と考えています。絶対的正義である麻原(とその家族)への帰依(忠誠)を貫けば、どこかでその正義(麻原)を否定する一般人に対しては敵対し非情になっていきます。その敵対の結果がオウム事件です。とにかく自分が救われるために帰依を貫くのか、そうでないのか、という問題です。

 絶対的正義に対して一点の曇りもない理想的な帰依・信仰を保つのか、現実問題に対応する上で濁りを容認するのか。その濁りを容認するなら、信仰の正義の側から悪魔扱いとなります。どんなにステージが高くても、どんなにそれまで実績を積んできても、上祐氏や小生は悪魔です。これはカルトの特徴として、一気にこき下ろされます。絶対的正義の追求は、どこかでこの白黒はっきりさせる分岐点にたどり着きます。この問題については別の記事で述べますが、ほとんど全ての信仰について、最後に問われる内容だと考えています。

 別の例に喩えると、お金を貸していた相手に借金の取り立てをする時の対応です。「貸したお金を返して」というのをソフトな対応でやろうとしても、必ずしも相手が返してくれるとは限りません。すると返さない相手には、どこかで差押えなど強制力を伴う実力行使をするしかないのです。借りた金を返さない側が、「もっとソフトに問題解決して下さい」などと言ったとしても、申し立てた強制執行を取り下げることなどできません。

 以下はいつもの持論なので話をすっ飛ばしますが、信仰だけではなくどういう価値観でも、行き着くところは類似の問題が生じます。借金の例が出ましたが、資本主義においては国家の債務が返済できないという問題に行き着いています。それは突き詰めると、「借金してでも金は使いたい、けど使った金は返したくない」という一人一人のエゴです。更にはそのエゴイスティックな個人の集積が、政治の選択をします。その結果、お互いの利害主張ばかりで右にも左にも動けない民主主義の問題になります。

 この資本主義にしろ民主主義にしろ、根本的には近代という時代の産物です。近代的自我は、神の権威を教会から個人の内面に移しかえた結果、成立しました。しかし現代ではその神も不在となり、権利主張だけを行う個人のエゴに成り下がってしまったのです。近代的自我、更にはそれを生み出す背景となった一神教、この洗脳の結果として、解消不能な資本主義・民主主義の問題が生じていると言えます。

 借金の額がそれ程大きくない段階なら、「なあお前、そろそろいくらかずつでも返済してくれよ」「分かりました、何とかします」というやりとりも可能でしょう。しかし借金を止めない限り、どこかで白黒はっきりさせるしかない、強制執行をかけるしかないという段階になるわけです。資本主義にとっての残り時間が半世紀無いよ、というのが小生の見解です。

(つづく)

コメント


いつも楽しく読ませて頂いています
野田さんはホームレス支援、上祐さんは光の輪とその後も何かしら人助け活動をされています。
青山吉伸さんの現在の状況について、野田さん何かご存知でしょうか?

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青山氏について上祐さんは
青山氏が出所後は連絡を取っていない為、分らないと言っています。
野田さんも多分同じだと思います。
僕も現在の青山氏について知りたいのですが
上祐さんでも知らないとの事なので他の方に聞いても同じだと思います。

>青山吉伸さんの現在の状況

こんにちは、どうも

私も知りたいのですが、既に出所していること、その前後に父親の会社が更正法適用になったこと(どちらもwikiに掲載あり)くらいしか知りません。


やっぱり、野田さんも知らないのですか。
青山さんは出所後はオウム関係者とは一切連絡を取っていないみたいですね。
青山さんがオウム関係者やマスコミの前に現れることは二度とないのでしょう。

個人と国家や機関投資家の違いを全く考慮していない論ですな。
その違いは、結論をも左右する重要なものだが、あえてここでは書かない。

野田さん、イーサンさん
どうもありがとうございます
青山さんはひっそり暮らしたいのかもしれませんね…

yasuさんの備忘録を見ると円安ドル高へ動きそうですね
デフレ、円高の終焉に伴って、無駄にならない合理的な備蓄はしておいたほうが良さそうです
自分もさしあたっての輸入サプリや食材は押さえました

今から約30年前に農業後継者でもないのに、農業を目指していた人は、大部分が新左翼か新興宗教関係者だった(私はそうではない)。
理由の多くは、資本主義を含めた現在のシステムは終わる、という思想から自らのコミュニティーを作り、自らの思想に共鳴する人々のみが助かるためだ。

一般の人は、家族と助かりたいと考え、貯蓄をしたりして万一に備えるわけだが、思想に共鳴する仲間と助かりたいというのがそういった人たちの特徴だ。私からすると自分だけが助かりたいという欲望と何ら変わらない。助かりたいなどと書くと、あからさますぎるから「その時」に備える、としておこう。

何をもってハードランディングなのか、ソフトランディングなのかを指しているのか不明であるが、宗教家であるなら世の中が変わろうが、関係ないという達観が必要なのではないだろうか。
「北風と太陽」の話ではないが、人の思想を変えたいと考えるのであれば、終末的思想を拡め恐怖を煽るのではなく、人のあるべき道を淡々と問えばいいだけだと思う。恐怖を煽るのは、カルトのやり口だ(単純なので人をひきつけ易い=騙しやすい)。

私自身も現在の金融システムの一度のリセットは免れないと感じているが、それは、半世紀も先のことではなく、ごく、近い未来だと思う。
しかし、それは、「終わりの始まり」ではなく、「次へのステップ」への痛みにすぎない。
ということは、ハードランディングなのか、ソフトランディングなのかは、関係ない。
もし、ハードランディングになるとすれば、野田さんのおっしゃる様な生ぬるいものではなく、中国が崩壊時に戦争を仕掛け、場合によっては核戦争になる、というシナリオだ。それ以外の経済的なものは、ソフトランディングにすぎない。
また、宗教家であるならば、社会の変化にある意味達観し、人として生きる道を解くべきである。

どういった形にしろ、地球上から国という枠組みが揺らいでいるということがわかっていない。家族→集落→領主→国→地球全体という枠組みに向かってグローバル化している歴史の過渡期にすぎないという大局観がなく、ミクロ的な視点で大騒ぎをしすぎだ。

>この資本主義にしろ民主主義にしろ、根本的には近代という時代の産物です。近代的自我は、神の権威を教会から個人の内面に移しかえた結果、成立しました。しかし現代ではその神も不在となり、権利主張だけを行う個人のエゴに成り下がってしまった。

全くの勘違い。人間の本質ひいては生き物の本質など、その程度の環境・社会変化で変わるものではなく、現在の環境・社会に適応しているだけである。
人間及び生き物は、自分だけが生きようとするエゴを持つのは当然だ。環境・時代といったものの影響で変わったのではない。
自らの信念で人を変えたいと考えているのであれば、その程度の最低の認識は持った上で活動すべきだ。

更に言えば、国に対する最低の義務(税金)すら怠ってきた人が、権利(生活保護)を利用して、「人助け」をするというのは、とんだ茶番だと思う。権利は主張し、大いに利用するが、義務は果たさないというエゴの典型である。
市井の人が聞けば、噴飯物の話に違いない。
野田さんの目指す小さなコミュニティの中に、権利のみを主張し、義務を果たさない人がいたらどのように対応するのだろうか?

無政府主義者さん


無政府主義者さんが

平安でありますように^^



野田さんの現在の活動は、ホームレスの方への支援から、就農支援ということである。農業関係者として歓迎すべきことであるが、農業に対する幾つかの認識の誤りと、おこがましいが助言的なものをして最後のコメントとしたい。

「野田成人個人の今後の活動について」から、見出したもので現在は変わっているかもしれませんが、以下書いてみる。


◆第二段階-農村部における住居確保と生活保護申請

>食糧自給率の低下は、国家安全保障の観点からも問題であり、

日本の食料自給率は、低いどころか主要先進国の中でも高いレベルにある。以下、「日本は世界第5位の農業大国(講談社α新書)」による。
農林水産省が発表している自給率に関する数値は、カロリーベースと呼ばれる計算方法で、他国では用いられていない指標である。生産額ベースの自給率になると66%になり主要先進国中第三位になる。
農林水産省のプロバガンダといってよいだろう。多くの人が日本の農業に現場を弱者扱いする理由は、農林水産省と農協による生存をかけた演出に騙されているといってよい。

>地域の活性化という観点からも、就農人口を増やすことが課題となっている。

専業農家が増えることには賛成であるが、片手間や兼業農家が増えるのは大反対である。日本の農政は、兼業農家も含めて振興策を採るために、専業で自立を目指す農家を阻害する方向の施策が多い。
野田さんには、専業で頑張っていただきたい。

>日本における農業の問題は、就農者が農業単体では採算を取れない状態に陥りやすいことである。

誤解である。兼業農家はまず、金持ちだ。
専業で儲からない農家は、栽培が下手なだけだ。普通に安定的に作れる農家は、普通のサラリーマンなどよりもはるかにお金を持っている。ただし、農家は、絶対に儲かっているとは言わない。
例外はあるが(金が使い方がめちゃくちゃなど)、栽培が上手ければ儲かるし、栽培が下手であると儲からない。
栽培が上手であるというのは、農薬や肥料を大量に使用するということを意味しているわけではない。念のため。
農外の人の、農家は貧乏という誤った認識を早く改めてもらいたい。都会の人の優越感なのだろうか?

>一次産品については、中国を始めとするアジアの新興国からの輸入や、大規模集約農業のアメリカからの輸入に価格面で押されている。
野菜については、8割以上が国産。小麦はその通り。
コメについて心配する向きもあるが、水が不足しているカリフォルニアで水稲の増産など難しいし、大した量の生産をおこなっていない。

>よって日本の農家も、兼業によって家計を支えている農家の割合が年々増えている。

これは、問題だ。しかし家計を支えているなどということではなく、田舎では、公務員、農業職員、会社員の結構な割合は農家であり、水稲など機械化の進んだ分野であれば週末農業で副収入を得られる。田舎では兼業農家は、最も金持ちである。
そのため、農家戸数が減らず、専業農家がなかなか自由に農地を得にくい状況がある。

>田舎に大量にある遊休地を耕作する手伝いをしてもらい、農業技術習得を目指す。地域での人間関係を形成し、既存農家の信頼を得ることができれば、農家の後継者となりうるケースもあろう。

先に書いたように農業で自立し、経営してゆくためには必須なのは栽培技術である。
まず、まともに作れることである。簡単そうに見えるが、家庭菜園レベルから少し大きくなっただけで、出荷割合を維持するのがどのくらい難しいかすぐに分かる。
農業経営は、技術がすべてといっていい。
「手伝い」というレベルではなく、技術習得を本気で目指さないと、単なる足手まといになってしまうと思う。
また、農業現場では人は常に不足しているが、受け入れる側も頭数が揃えばよい、ということではない。まともに働けない人は、足手まといなのだ。
厳しい言い方だが、都会から来て生半可な気持ちの人は、続かない。おそらく、7-8割の人は、続かずにやめてしまう。それなりの覚悟を持ったほうがよいと思う。

>これは、都市部での就職活動と就農活動、どちらかがダメでも潰しが効くようにするのである。

大きなお世話だが、このような意気込みでは農業関係は無理だろう。最初から就職活動に専念したほうがいいと思う。

それでは、ご検討をお祈りしております。さようなら。

無政府主義者さん

コメントする時は、きちんと水耕してからの方がいいと思います。

農業もどき

わたしは、家庭菜園レベルに毛が生えた程度です。
というのも、親戚や近所の人に売る程度ですな。
まとまって、出せるというレベルではないですね。
将来はそうしたいと思っていますけど。
ハクサイやキュウリやジャガイモやサツマイモなどはいいんですが、
ゴボウやキャベツやトウモロコシなどの栽培スキルのレベルがまだまだです。
オマケに、害虫が多かったり、サルが出ますので、
トンネル支柱やら網を多用しております。

>コメントする時は、きちんと水耕してからの方がいいと思います。

教授、お久しぶりです。

水耕栽培もいつかやってみたいですね。
太陽電池と組み合わせて、ポンプを動かすとかして。

あ、そうじゃなくて、「推敲」のことですか。


無政府主義者様

金融システムリセットと言うなら、大筋の主張は大差無いようにも思います
農業の先達としての貴重なご意見有難うございます。

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