元オウム教団幹部 野田成人のブログ

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 アレフ信者?ヨーガ教室の延長なのかよく分かりませんが、アレフと縁を切るかどうか悩んでいるという相談がミクシーのメッセージで来ました。特に事件との絡みで悩んでいたようです。こういうのもたまに来ます。年齢的にはサリン事件を知らない世代だと思われます。以下のように回答しました。

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>アレフに出会って、自分が求めていたものはこれだと確信した。

 結局人間はどこかで絶対的な価値観というか真理というものを探し求めているところがあります。アレフはその絶対性を麻原に託することによって成立します。麻原を絶対視・神聖視し始めると、事件も当然陰謀論その他によって否定する必要が出てきます。一旦恋愛にはまれば、「あばたもえくぼ」となるように、欠点も良いもののように思い込むものなのです。

 オウム・麻原がサリン製造を指示し、地下鉄その他でサリンを撒いたのは否定しようがない事実です。私は直にサリン工場も見ていますし、自分たちで作ったサリンを吸って死にそうになっていた幹部達のことも知っています。地下鉄で5000人以上が負傷し、幹部達が裁判で自供していることは否定しようもない事実です。

 そのような事件があっても、その在家の方含めて毎年入信する方がいるのには、それなりに理由はあります。一つには、カルマの法則やヨーガなど精神世界のオーソドックスな世界観を有していること。もう一つには、現在の社会が拝金主義に偏りすぎていて、お金以外の価値観が全て相対化され、何が正しくて何が正しくないかが分からない非常に混沌としたものであるという背景事情があります。そういう混沌とした状況で、「これが絶対的真理だ!」という形で打ち出されると、それになびく人も少なくないわけです。

>アレフの修行者の方はとても真剣で悪意も感じられず、

 彼らは基本的に「良い人達」であり、悪意もありません。本当に麻原とその教義をよいものだと信じ切っています。その勢いで、事件も起こしていないことになっているわけです。事件を認めると葛藤が生じますから、見ないようにしているのです。

 しかしながらこのように教義と教祖を正当化していくと、それと対立する社会を悪とみなさざるを得なくなっていきます。よって彼らは「世の情報はほとんどが操作されている」といいます。この考えを延長すると、「教団を邪魔するものは悪魔だ、悪業を積んでいる、殺してあげた方が良い」という考えになります。実際この考え方によって、坂本弁護士その他の人達が犠牲になりました。

 内部の幹部信者の一部では、事件のことも事実として認めつつも、自分の中の整合性をとる為に、「どうせ一般の社会に居る人達は放っておけば悪業を積んで死んで地獄に堕ちるだけだ。サリン事件で死んだことによって救世主(麻原のこと)と真理と縁ができたからよかったんだ。」と考えていると思います。実際私も十数年ほど前はそう考えていました。要するに輪廻転生を前提にすると、「事件で死んでもその後ポアしてもらって高い世界にいけるのだからいいじゃないか」という発想が可能になります。

 で、私は上記のようなアレフの価値観についてどう考えているかですが、結論を言うと、「ま、しょうがないなぁ~」という感じです。「死んだら灰だ、お金が全て」という世の中の価値観よりは、大分マシかな、という気はしています。しかしながら信仰の対象としては、「終わった宗教」であり、真剣にやれば10年も経たずに頭打ちになるものです。

 オウムで幹部だった人はほぼ全て逮捕されるなどの経緯を経て、教団を否定するに至っています。獄中でまだ信じているのは、「事件の被害者は来世私が救済します」とのたまわる新実と遠藤くらいでしょう。正悟師以上のもので教団で残っているのは、二宮一人だけです。それより上の人は、既に辞めたか、私のように排除されたか、です。

 オウムの信仰を完全に私が否定しないのは、「じゃあどれを信仰するのがいいの?」という話になると、「まあ大体どれも同じで、お好きな雰囲気の所を選べば良いんじゃないでしょうか」というスタンスだからです。

 ヨーガの思想をよく研究すると、「自在神への祈念」という概念がでてきます。まあ宇宙の創造の神に祈る、ということだと思って下さい。結局その「自在神」を、麻原に置き換えるのか、大川法に置き換えるのか、文鮮明にするのか、イエスキリストにするのか、程度の違いです。どんな団体でも信仰そのものによって、ものの見方が色づけされている所があります。それでも信仰そのものによって、人間は力を得るわけです。しかしその教義の矛盾が大きいと、信仰そのものが維持できなくなるわけです。オウムの場合は、事件が整合性をとれなくする要素です。

 麻原が逮捕された後、約10年近く教団トップとして切り盛りしてきました。教義のことも十分すぎるほど分かっています。その矛盾もよく分かっています。あなたのように教団に疑問を抱く人や、敵対する人と多数接触してきました。それらの経験全てを統合した結果、上記のような結論に至っています。「まあしょうがない」というのは、自分が来た道でもありますし、好きな人がそれをやるのは自由だし干渉しようがないからです。

>「一人でも多くの魂を救いたい。アレフに入らなくても、これからもヨガの話を聞いたりしない?」というお話をされました。(※注:「」内は、辞めようとする相談者に働きかける団体関係者の発言)

 アレフの人間の考える「魂の救い」とは、麻原と結びつけること一点に集約されます。長く付き合えば、結局「麻原は凄いんだ、神なんだ、事件のことは…ま、いいか」という考えに慣らされていきます。そう信じ込んでしまえば、その知り合いの人と同じく幸せなのでしょう。選択は自由です。

 あと、上記回答に付き、私のブログに記事として出そうと思いますが、宜しいでしょうか?「辞めようかどうかの相談がありました」という内容で、私の回答を書いておくというものです。貴殿の情報はほとんどありませんし、名前も知らないあなたに私が労力を費やした対価としてそれくらいは容認頂けますよね?(まあ自分がまいた教団のタネの後始末でもありますが…)

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 上記のようにメールしたところ、何度も読み返して冷静になれたとのこと。アレフとは今後連絡を取らないようにするとのことでした。同じように悩んでいる人もいるでしょうから、是非記事にしてもらって、読んでもらいたいとのこと。

 それにしてもミクシーで知らないメールが来ると、まず「ヨ○○ーか?」と想起してしまう自分が相手に申し訳ないです。

コメント


「ヨーギーか?」?
「ヨタローか?」?

これは難しい問題ですねぇ
いい大学出てもワープアで希望の持てない生活している人もいると聞くし
安定も喜びもない将来が見えてしまってるなら
いっそのこと魂の開放の為に修行生活に飛び込むというのもアリかとも思うし

現状の経済最優先の世界があまりにも酷いので、辞めた自分でも相対的にアレフを肯定したくなる部分がある

しかし、アレフが死んだ宗教というのもあるし
だからといって、どの宗教が生きてるんだといえば、事件に目をつむれば
アレフ以上のヨーガ技法を持ってるところもないという現状もある

アレフで修行したとして、絶対的な境地にたどり着ければ納得できるかもしれないが
ほとんどの人がそこまで到達できず、不満を漏らしているという現状があるし
アレフが「グルに対する信仰」を中心にしている理由は、自分の中に絶対的な境地を
得ていないから、グルという存在に希望を見出しているという矛盾もはらんでいる
指導する側のアレフ幹部がそういう状態だから
現状のアレフで納得できるヨーガのレベルに到達するのは難しいだろう

まぁ、言えることは、修行で得る境地は個人的なものであると言う事
教団に属すれば得られるというものではないし、外側に見出すものでもない
たどり着けるかどうかは本人の努力次第だし、ほとんどの人が失敗するということ

ベンチャー企業を立ち上げるのと似た感じがあるかな
成功するかどうかは自分の努力次第だが、失敗する確率は非常に高い
成功状態は「自分で作る、自分で達成する」ものであって、約束されたものでも与えられるものでもない


また、違う問題で、ヨーガが絶対的なものであると証明されているわけではない
証明するとしたら自分自身でやるしかない
でも、ひょっとしたらヨーガの世界は夢物語で真実は違うかもしれない
そのリスクを取って、自己責任で求道するならそれもいいと思います

 解脱が目的の場合は坂本政道らのヘミシンク(夢ヨーガ的)や大沼忠弘らのカバラー(クンダリニー・ヨーガ的)、山口令子らの気功などが有力かと思います
 自分は解脱に魅力を感じないほうでとくにキリスト教系の解脱を知りませんが、神≒ニルヴァーナと考えると整理しやすいですね

 グルイズムはキリスト教的な方便である程度役に立つがよほど思考力ないと偽グルを創ってしまう。元から偽グルだといわれたらお終いですが(笑)純粋に意識できれば、本物グルがどうあれそれなりの浄化になるかもしれません
 教義には問題が少ないと自分は見るが解釈のひずみからして、魔の影響も考えざるをえない気はします。論理に脆弱性があったのでしょう

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