元オウム教団幹部 野田成人のブログ

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 麻原は、現代の物質社会に疑問を抱く若者たちを引き寄せた。結果としてオウム真理教は、通常社会の表側の価値観(光)に対して裏側の価値観を形成した(影)。このことは拙著「革命か、戦争か」にも述べたとおり。

 ある意味それは、一般には受け入れがたいことかもしれないが、オウムは先駆的であったとも言える。日本経済成長が行き詰まって袋小路に入る直前、まだバブル期にあった80年代後半の日本で、その影の役割を演じ始めたからだ。

 麻原による影の反逆は、サリン事件で終焉を迎えた。しかし物質社会(=グローバル資本主義)の限界が更に顕著となりつつある今、カルト含めて宗教に走る若者は耐えない。欺瞞に満ちた一般社会では見出せない正義を、宗教のカリスマ・絶対的真理に求める。

 これらの宗教的カリスマが、社会全体の大きな支持を集めることはないだろう。現状ではむしろ、「宗教=いかがわしいもの」という見方が支配的だ。オウム事件以降、特にそうなったようにも思える。

 一般大衆が宗教を異端視する。これも希望が見出せない社会の閉塞感と無関係では無かろう。カルト宗教などを「悪」とみなすことにより、相対的に自分たちの立ち位置を「善」と定義する。オウム報道でメディアが作り出した善悪二元論はこれである。この分かりやすい善悪二元論の正義側に立つことにより、多少の不満解消になる。袋小路で行き場のなくなったエネルギーを、スケープゴートにぶつけている。

 要するにこれらは、子供社会の「いじめ」と同じ。誰かをいじめることそのものが、子供コミュニティーの成立要因になる。みんなで楽しく遊べるものがあれば、「どんくさいやつ」程度でその子の扱いは終わる。しかしやることがなければ、手頃な選択肢は「いじめ」。

 オウムと麻原は、世界のあらゆる醜悪なものの集積として映し出された。金と権力・性欲にまみれた教祖と殺人鬼集団のようなイメージ(ちょっと極端かも)。しかしこれも単に一般人の欲望を投影したに過ぎない。信者らにも勿論欲望は存在するが、戒律も何もない一般人には、それ以上に欲望は存在している。しかし批判するときには、誰であれ自分のことは棚に上げて相手を貶めるものだ。これもまた一般的には受け入れがたいことかもしれない。

 閉塞した社会で、一部の若者が宗教に正義を求める。他方、メディアや一般大衆は個別のカルト宗教を叩くことに、相対的な正義を見出す。

 相対的正義のスケープゴートは宗教だけではない。

 日々報道される凶悪事件の犯人らが攻撃対象になるのは仕方がない。被害者・遺族らを悲劇のヒーローヒロインのように祭り上げつつ、加害者のみならず刑事弁護人含めてそれに組みする者をも悪たらしめる。判決が出る以前、いや裁判が始まる以前に、「極刑やむなし」の空気が醸成されてしまう。正義の仮面をかぶった視聴率稼ぎのマスコミの前に、弁護士達も尻込みしているのだろう。それはオウム裁判からしてそうだったし、以降重大な事件の弁護人はどこかで聞いた名前ばかり。人権派の世界はますます狭まり、死刑廃止フォーラムにオウム信者を動員する始末。

 オウム・犯罪者と並べて申し訳ないが、政治家も攻撃対象になる。それも責任ある立場の人達がやり玉に挙がることに、個人的には同情を禁じ得ない。いつまで経っても経済がよくならない。その不満をその時々の政権与党にぶつけている。それが政権交代前の参院選・衆院選における民主党の躍進とその後の転落ぶり。先の参院選ではみんなの党が躍進したが、次の統一地方選では共産党ら他の政党もおこぼれに預かれそう。

 中でも減税日本などの地域政党が注目を浴びている。地域主権というのは悪くないと思われる。しかし議員や公務員の給料を減らしたところでたかが知れている。これも落ち込んだ民間に比べて給料が良い公務員を引きずり下ろすだけの相対的正義。

 前回からのまとめ。政治も何もかも拝金主義が蔓延したのは民主主義の結果。経済がうまく行かなければ社会そのものが閉塞感に支配される。すると人々は潜在的に「正義」を求め始める。袋小路に蓄積されたエネルギーが1つの方向に放出されると危険ですね~、という警鐘です。

 個別のリーダーとか宗教などが、そのエネルギーを束ねることにはなりそうにないでしょう。誰か何かの対象をおとしめる相対的正義が危ないでしょう。その一つのリスクとして排他的愛国主義とか危険ですね、と。オウム嫌いの某知事は、その愛国主義を束ねるリーダーになりかねないと危惧していました。しかしもう年だから大丈夫かと。あと懸念するとしたら、人権派弁護士叩いてた別の知事くらいか。あくまで可能性に過ぎませんので、この記事内容が妄想に過ぎないことを祈っております。

コメント


年齢問わず厳罰 社会常識の反映 連続リンチ殺人、死刑確定へ

産経新聞 3月11日(金)7時56分配信
 元少年3被告の死刑を是認した10日の最高裁判決は、未成年でも犯行の重大性や残虐性を重視して厳罰で臨む流れの中に位置づけられる。すでに裁判員裁判でも、少年に死刑が言い渡されており、個別の判断とはいえ、今回の結論によって、年齢が積極的な極刑回避の理由として考慮される余地は一層狭まりそうだ。

 この日の判決に犯行時少年だったことへの特段の言及はない。あくまで酌量すべき事情として、ほかと並列するにとどめられた。

 少年への死刑適用について、ひとつの転機となったのは、山口県光市の母子殺害事件の被告=犯行時(18)=に対する平成18年の最高裁判決だ。

 最高裁は1、2審が無期懲役とした被告に対し、「18歳になって間もないことは考慮すべきだが、死刑回避の決定的事情とまではいえない」と指摘。「量刑は不当。特に考慮すべき事情がない限り死刑を選択するほかない」として審理を差し戻した。差し戻し控訴審は死刑を選択した。

 この最高裁判断は、実務上の指針となってきた「永山基準」から一歩踏み込んだといえ、その後の裁判員裁判でも踏襲されている。

 宮城県石巻市の3人殺傷事件で、仙台地裁の裁判員裁判は昨年11月、少年(19)を死刑とした。年齢についての言及は、光市事件の最高裁判決の文言とほぼ一致していた。

 少年への死刑適用について、最高裁の司法研修所が18年にまとめた調査では、殺人事件の被告が少年だった場合「成人より刑を軽くすべきだ」としたのは、国民では25%だったのに対し、裁判官は90%を超えた。更生可能性など少年法の理念が忘れられてはならない。ただ、裁判官の常識と国民の意識が乖離(かいり)していたのも事実だろう。

 仙台地裁の判決後、裁判員経験者は「人命を奪った刑は年齢を問わず判断すべきだ」と語った。今年2月、殺人罪に問われた少年(19)に求刑通りの懲役5年以上10年以下の不定期刑を言い渡した大阪地裁堺支部は、裁判員の思いを代弁するように、少年法の認める刑は不十分と指摘、「改正が望まれる」とまで異例の言及を行った。

 厳罰化は一般的な社会常識が反映され始めた結果という見方もできる。国民が極刑を判断する裁判員裁判の時代にあって、今回の最高裁判決は、改めて少年事件にどう向き合うかを問いかけている。(酒井潤)

地震

3:19とりあえず記録。
埼玉震度6くらい、小さな余震多数、今大きな余震震度5くらい1回。
冷静に対処しよう。
火は当面使わずとりあえず逃げられる用意もする。
被害少ないことを祈る。

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