元オウム教団幹部 野田成人のブログ

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 団体存続意義の絡みで、秋葉原事件・加藤智大被告の話になりましたが、ちょっと逸れます。

 前回の記事を読んで、「なんか似たような抑圧された人間が殺人事件起こした記事があったなぁ…」と思った貴方はエライ(当ブログの愛読者だ)!約三年前の記事で、ドイツのユルゲン・バルチュの例に触れた。再読頂ければ分かるが、極端に親に抑圧された結果、複数の殺人を犯すに至った例である。

 極端に抑圧されると子供は、「何をすれば誉められ、何をすれば怒られるか分からない」状態でどんどん心が萎縮し、親の顔色ばかり伺って生きるようになる。まあそれで良い子で居続けられればいいが、そうはいかない。ある時抑圧したエネルギーをどこかに放出することになる。秋葉原事件についていうなら、抑圧が殺人事件の遠因といえるだろう。

 そういうと、如何にも母親だけが悪いような言い方になる。しかし恐らく、加藤ママにしろユルゲン・バルチュママにしろ、彼女たち自身も抑圧された人生だったのではないか、と推測される。証拠調べで加藤ママ抑圧人生の尋問を採用してほしいものだ(無理だな)。

 抑圧の連鎖は、体育会系クラブの後輩いじめのような形で連鎖していく。母親自身がああしろこうしろとうるさく躾けられて抑圧した自我を、今度は子供に投影して叩きまくるのだ。

 自分が抑圧した自我を他人に投影して叩くとは、どういうことか?まあオウムの例で分かりやすく言うと、「あなた買い食いをしたら駄目じゃないか!」というヤツ。深層心理では自分もうまいものが食いたいが、戒律があるから食べられない。よって食いたい欲求を抑圧して押し殺さなければならない。だから他の出家者が買い食いしているのを見ると、「私だって買い食いしたい気持ちを押し殺して我慢しているのに、あなたはずるいじゃないか!あなたは非難されるべきだ!」となる。自分の潜在的欲求を他人に投影して叩くわけだ。

 現代社会では抑圧の連鎖になる構図がいくつもある。典型的な一つの例は、加藤被告も餌食になった「お受験」だが、もう一つ重大な構図がある。それはお金のやりとりを前提にした商売上の関係。雇用主の「金払ってるんだからちゃんと働け!」とか、お客の「こっちは金払ってるんだからきちんとやれ!」という要求である。

 市場の競争原理で金儲けもどんどん厳しくなる故、サービスや商品の質もどんどんレベルが上がっていく。金を払うんだから、一定以上のレベルでできて当たり前、できなかったら「バカヤロー、ふざけんな、こっちは金払ってるんだー」。まあそういう形でみんな拝金主義下の奴隷にならされていきます。金もらって奴隷の仕事している人が、今度自分が金を払う立場になったら同様に「こっちは金払ってるんだ!」という連鎖。

 このように抑圧と投影の連鎖の果てに影の反逆が起こります。加藤被告は、抑圧され蓄積されたエネルギーの噴出口の1つであったと考えます。

 ところで加藤被告は、何度も自殺を考えていた。不謹慎な話だが、もし彼が自殺していたら、彼が影の反逆という役割を背負わされることもなく、秋葉原事件は起こらなかっただろう。ではその場合、影に蓄積されたエネルギーはどうなるのか、という問題だ。

 この蓄積されたエネルギーの行き場を示唆して多少物議を醸し出した別のトモヒロ君がいる。前にも触れたが「丸山眞男をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」の赤木智弘氏である。

 まあ戦争なんてそう簡単に起こりません(世界大戦レベルね)。起こるとしてもその期限は、「私が死ぬまで」くらいかかるんじゃないでしょうか。私は死ぬまでそう言い続けます。要するに発言に責任は持たないってことですが、本当に起こったら大変だから一応言っております。起きたときのリスクは、秋葉原事件死者7人、地下鉄サリン事件死者13人の比ではありませんし。

 あまりにも強大になりすぎた光の追求を影と混ぜ合わせるなら起きないでしょう。それってどういうことか?例えばお金持ちのお金を貧乏人にばらまいて、ほっといても金が儲かる大企業を解体するのです。まあこっちの方こそあり得ませんな。

コメント


ありますね

そこが教団にも現れた重要な課題だと思います。
法則で教化し合うという名目で叩き合う構図。
他に対してやると同時に自分自身の中でもやっちゃう。
表情的にはいい顔、綺麗な言葉、でも結果殺伐。
個々悪気は無いんだけど、それがずっと分からず堂々巡り。
この状態が長かった。

気がついた人から明確にしていかなきゃドツボに嵌まります。

理想主義、完全主義、強迫観念、自己嫌悪、突っ込み合戦、叩き合い・・
本来学び培って行くべき心の静けさや普遍的優しさのベクトルが全くなくなって・・

集団健康度チェック


> まあ戦争なんてそう簡単に起こりません(世界大戦レベルね)。

でも過去二度起こっているということは、起きるときは起きるんですよね。

過去の二度とも、戦争勃発の際には明確に人為的なトリガーが引かれていますからね。
可燃性ガスが撒かれてヤバい緊張が高まってるときに、あえてライターに点火する行為は正気ではないのは確か。

北朝鮮は可哀想な立場に追い込まれましたね。日米韓がひたすら追い込んで相手から手を出すのを待ってる状況。

悪役の立ち居振る舞い

仏典に悪役として登場するデーヴァダッタは、たいへんレベルの高い弟子で、決して安易な批判をしたわけではないはず。教団内の地位も高く、意見できる立場だったゆえというのもあったのではないか。批判の業を清めた後には独覚、辟支仏となるであろうという釈迦牟尼の言説も合点がいく。

デーヴァダッタの批判はいわば正論で、それゆえに半分くらいの出家者が支持して教団が分裂した。しかし結果的に釈迦牟尼のもとに再び収束していった。

釈迦牟尼没後100年ほど経って、再び分裂の兆候が現れた。当時を知る者が教団からいなくなったが故ではないかと思った。逆に見れば100年程度、教団が分裂の兆しがなかったのは、デーヴァダッタの一件が出家者の中に生きていたからではないかとも思える。

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