元オウム教団幹部 野田成人のブログ

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革命か戦争

 私はXさんの件について、いわゆる世間一般の仕事よりも価値のある奉仕内容だと考えて対応させて頂いた。これは他の元関係者にとってもそうではないだろうか、と当初考え、介護ボランティアを募るチェーンメールを送った。大半の元関係者にとっては、現実の生活事情が妨げではあったが、それだけでもなかった。

 当初他の幹部連中が突き放したように、Xさんを連れ出したA氏への責任追及論、それに加えてXさん自身の性格(わがままだ、とか)、更にはこの問題への支援を呼びかけた私への批判だった(なんでVT・野田がしゃしゃり出てくるの?とか)。

 私含めた個人の問題指摘は、それはそれなりに理由があることに異論はない。教団内においては、松本家と上祐氏を除けば最も権力を行使する立場であった私である。後ろ指をさされる記憶、どころか後ろから刺されても不思議ではない。まあ教団関係者のコメントにもあったとおり、「私の不徳」以外の何者でもない。

 だが完璧な人などどこにもいない。人間どこかしら欠陥を有している。ボランティアの支援対象となる人間なら尚更である。どこかしら問題があったから困窮状態に陥ったりするのが実際である。

 では、そういう問題ある対象を一人一人ハジいていけば、どうなるだろうか?最後は「自分以外はバカ」というエゴが残るだけにならないだろうか。教団が掲げる「救済」や、他宗教で掲げる美しく崇高な理想が、単なる画餅に終わるか否か。私はこの点が分かれ道だと考える。

 教団や多くの宗教団体の「救済」には、共通する方法論がある。生きている教祖やとうの昔になくなった開祖を神聖視し、絶対的な善・純粋な白と定義する。その上で各個人がおのれの穢れた黒を悔い改めつつ白に向かうという構図である。個人がどんなに穢れていようと、その個人が崇拝対象を白と認めて崇拝する限り「救済」対象となる。崇拝する個人は、自己の穢れた黒を否定し崇拝対象の白をあがめたたえる絶対服従のような関係に組み入れられる。他方崇拝対象の白を認めない個人は、「救済」対象外となる。

 教団の場合は、麻原を「未来仏マイトレーヤ」「十億宇宙にただ一人の魂」とし、「全ての魂を絶対自由・幸福・歓喜に導く」などという「救済」の理念を掲げた。結果は大量無差別殺人なのだが、現教団構成員は、来世以降に「救済」を持ち越すこという理論付けで、現実逃避を続けている。

 現役信者にしろ脱会者にしろ、錯覚しているのではないかと思うのは、その崇高な理念と現実の間がポッカリあいたまま埋まらないということ。勿論これは私自身も「救済」などという錯覚を長く抱き続けてきた自省であります。

 何か絶対的な正義があり、これをやれば自分も大きく進歩し、世界も劇的に変化する。そんな課題がどこかにあるのではないか、と絶えず青い鳥を探し求める。しかしその青い鳥は、実際には今それぞれの目の前に存在する日常の現実ではないのか。自分の目の前にある他との関係性をよりよく変えていくこと以外にないのではないか、と考える。

 元々は縁遠い人たちであるホームレスへの支援に今ひとつの感覚があった私には、Xさんの話が来たとき、「仕事キター」と思った。というか、この仕事を除外するとしたら、何を人助けというんだろうか、と思った。しかし一時的にでも麻原を否定し教団を出たXさんは、既に教団の救済対象でもなかった。脱会者については、「絶対善により方向性が明確」というわけではないXさんのケースについて、「個人の問題」ということで看過する人の方が多かった。

 脱会者には、個々事情があっただろうし、それぞれの環境の中での努力を積み重ねているとは思う。が、最初に対応を拒否した幹部に、私は大きな疑問を感じたし、共通の問題があるようにも思えた(一部協力頂いたサイババ関連その他の方お礼申し上げます)。

 勿論Xさんへの支援をしなかったからといって悪なわけでもない。これを悪と定義すると、野田成人絶対教になりかねないが、いかなる主張であれ自己正当性を帯びてしまう点ご容赦頂きたい。

 問題の要約は、目の前に置かれた現実に真剣に対処しようとせず、何億年後か先かどこか別世界のような理想の間に、とてつもないギャップが存在するということ。

自分以外バカ

コメント


>現教団構成員は、来世以降に「救済」を持ち越すこという理論付けで、現実逃避を続けている。

↑これホント?呆れた・・・
じゃあ麻原が教団に帰ってこないことについては、やっと受け入れつつあるのかな?

錯覚・・

>現役信者にしろ脱会者にしろ、錯覚しているのではないかと思うのは、その崇高な理念と現実の間がポッカリあいたまま埋まらないということ。勿論これは私自身も「救済」などという錯覚を長く抱き続けてきた自省であります。

> 何か絶対的な正義があり、これをやれば自分も大きく進歩し、世界も劇的に変化する。そんな課題がどこかにあるのではないか、と絶えず青い鳥を探し求める。しかしその青い鳥は、実際には今それぞれの目の前に存在する。自分の目の前にある他との関係性をよりよく変えていくこと以外にないのではないか、と考える。

う~ん、さすが野田さん。
その通りだね。

非実在エネミー

>自分の目の前にある他との関係性をよりよく変えていくこと以外にないのではないか、と考える。

確かに、これと逆のことばっかりやって、外側だけで飽き足らず、自分たちの中にまで敵を見出してきましたからね。

具体的な何か、大切に守りたいものをひたすら追求すると、自動的にいろいろなものが敵にみえて、消しても消しても増殖する。

>現教団構成員は、来世以降に「救済」を持ち越すこという理論付けで、現実逃避を続けている。

問題を心中で認識していても、それを解決しようとする努力をタブー視するようではどうしようもない。気づきがあったら、いずれは現実へとそれが反映されるはず。それを抑え込んでいるのは、絶対的なアイコンに依拠していれば何とかなる…という根拠の無い希望。

順縁がOKで、逆縁がNGってそんなことないですよね。
順縁だからこそ嵌ることってあるんだなと思うこと多々。

逆に、逆縁でしか成し得ないこともあるかと。

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