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野田成人のブログ

累積賠償額1549万円

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 当方は、年越し派遣村には参加してないが、春の派遣村には参加。電話相談員と生活保護申請同行をした。

 以下の記事にある数字の「就労がかくにんできたのは、わずか13人」。アンケート回答があったのを母数とすると、108人だから、1割強。この数字は当方の支援対象についても、ほぼ同じレベル。

 派遣村、というかそれより以前にあった反貧困運動やホームレス支援活動は、被支援者に自立して頂く事が一つの目標だろう(勿論、それ以外に行政への働きかけとかもある)。自立支援という意味では、今の不況はこれまでになく厳しい。それは関係者も分かっているのではないか。

 コメント欄の質問にあった内容

>派遣村が全力で頑張った結果なのでしょうか。  

 正直言って、手が回らないと思う。派遣村のメンバーの大半は、自分の仕事を持っている。それ専門にやっている少数のメンバーもいるが、1割前後ではないか。それはつまりNPOとか支援団体そのものだったりする。私はどうかというと、その中間。だから平均的派遣村メンバーよりは、時間と労力を被支援者に使っただろう。

 まあ湯浅君の悪口もいうつもりもないが、実際の具体例を挙げる。前回の通告書をもらう前に、彼とやりとりをした。その内容は、彼から指名された被支援者(=派遣村村民)のその後の対応についてだ。

 その村民は、一度生活保護を受けていたが、廃止になってしまっていた。私はその対応について分からなかったから、湯浅君に質問した。彼に答えをもらって役所に行って対応した。廃止になる前の生活保護についても、湯浅君関係で申請していた。が、やり直しになってしまったわけだ。私が同行してなんとか通ったが、また同じことが将来的に起きる可能性があった。簡単に述べると、継続的に精神的なフォローが必要というケース。

 よって私は、湯浅君にその継続的なフォローをやるのかどうか、2、3回メールで質問した。前回の通告書が来るちょっと前にようやく返信が来て、「派遣村で対応します」との内容。しかし昨日その村民に電話して分かったが、4月の派遣村から昨日までの間に、弁護士がわずか1回電話しただけだった(俺一応3回)。

 私はそれが悪いといっているわけではない。まあそんなもんだろうと思う。現実的な時間・労力・お金の問題もある。それ以上に具体的きっかけがなかなかない。私自身も具体的きっかけがつかめないと、被支援者とのつながりも持ちようがない。わざわざそれをやったところで、ちゃぶ台返しになることすらある。

 教団の問題でもそうだが、皆理想はそれなりに高い。「救済だ!」「衆生済度だ!」とか言うけど、具体的ステップがごっそり抜け落ちている。これ、何をどう具体的に積み上げて実践していくかが難しいわけよ。反貧困運動も同じ。お膳立てをするのが難しい。まあそれが分からない人は、作った料理を「まずい」とか何とか文句だけはつけるけどね。

 派遣村にはそれなりに頑張ってもらいたい。が、多分今年の年末は、日比谷公園で政府に訴えるということはできないだろう。


=============================================================================
就労わずか13人、厳しさ変わらず 「派遣村」閉村

6月28日22時26分配信 産経新聞
 年越し派遣村が開村してから半年。村の援助を受けた人たちに実行委員会が行ったアンケートと結果がまとまった。就労が確認できた人はわずか13人にとどまり、雇用をめぐる厳しい実態が浮かび上がる。

 年越し派遣村に登録した人は505人。年度末に失業した人らを対象にした春の派遣村に来場相談した人124人。アンケートは、このうち実行委員会が住所を把握している260人を対象に郵送で行った。6月23日までに回収できたのは、年越し派遣村の村民77人、春の派遣村の村民31人の計108人分だった。

 村に直接相談に来た人計629人に対する回答率は17%。実行委員会は「回答のない人たちの中には、再び貧困の生活をたどっている人もいるのではないかと懸念している」と話す。

 就労について聞いたところ、今年になってからの就労が確認できたのは、わずか13人。収入では営業職の正社員についた50代の人が月収30万円で最高額。他は、警備の正社員やバイトなどが主で、月収10万円台の仕事が主だった。

 回答者のうち就業できた人を除く55人が、現在も就職活動中だった。面接を10件以上うけても就職できない人が9人いるという。有効求人倍率(0・46倍)をも下回る実績に、実行委では「学歴や過去の職歴などで不利な条件を抱えた人も多いことが理由にあるのでは」とみる。

 また、回答のあった108人の約8割に当たる81人が生活保護によって生計を立てていた。失業手当や就労支援金など生活再建の手だてとなる支援の受給者は計12人にとどまっている。半数を超える人に、消費者金融などからの借金があった。さらに、半数近くの人が心や体に何らかの不調や不安を訴えた。

 アンケートを通じ、実行委員会には「多くの人の世話になった。就労が決まったら、都合の許す限りボランティア活動に参加したい」といった声が寄せられている一方、「仕事が見つからず、焦っている」「役所の相談員の対応が悪い」「居酒屋で働き、きついことを言われ自殺を考えた」といった深刻な声も多く寄せられているという。

コメント


>これ、何をどう具体的に積み上げて実践していくかが難しいわけよ。

被支援者の男性と女性を2:2くらいで会わせたりして、合コンのような催しをし、
つがいが励まし合って働くシステムを構築するのはいかがでしょうかね。
その合コンの日程の調整などと称して、細かく連絡を取る中で、
相手の状況も把握し、相手も不満に思わない、という
いわば恋活を組み合わせた労働支援プロジェクトです。
「コンパ参加条件は就職者限定です」とすれば、モチベーションも上がります。
女性の参加者がなかなか集まらない場合は、サクラを使います。

関係者のみなさん乙です

> 教団の問題でもそうだが、皆理想はそれなりに高い。「救済だ!」「衆生済度だ!」とか言うけど、具体的ステップがごっそり抜け落ちている。これ、何をどう具体的に積み上げて実践していくかが難しいわけよ。

こことか、教団とか傍から見てて、具体性が全くないということはないと思います。それぞれのパートでそれぞれやっているようです。それが壁にぶつかったりして、その壁を越える手だてが見つからずにぐずぐずしてしまうという、ブレークスルーの具体案がないという状態だと思われます。

「本立ちて道生ず」とあるように、現実の具体策ではなく、根本的な方向性や前提が正しいかどうかの検証も大切ですね。行き詰まり感はネガティブにとらえるより、大きな飛躍のためのプロセスとするのがベターだと思います。

えいこうさん、いつも面白いアイデアどうも

合コンじゃないけど、女性入れてやりましたよ。その女性、60歳のおじさんに手をねぶられてドン引きしてました。まあサクラ含め女性にとっては拷問になるかも。


> さらに、半数近くの人が心や体に何らかの不調や不安を訴えた。
 何割かがうつだと思います
 もしうつになったらハーブのセントジョーンズワートが最適です
 この病気は仕事ができないから、念のため

被支援者の話を聞く度に、募る怒りを抑えるので大変です。

一組でもいいと思うので、ホームレスから見事「就職・結婚」を遂げた例を生み、
皆さんが目標とし、ポジティブに考えられるような要素があるといいかもしれません。

野田さんの修行関係者の女性ならば、利他の思いと、
「過去世で、男性だった際に積んだカルマの浄化」という観点から、
軽い食事会くらいならなんとか協力してくれるのではないでしょうか…。

あと、事前に、女性への一般的マナーも徹底して伝え、
「お触りがあった場合は、即座に会を終了します」くらいの意気込みでいく、など、
考えようによっては、実現の価値があるような気もします。
やはり人間界は、「会社」と「家庭」がワンセットではないでしょうか。

教団の話と混同しないで下さい。
湯浅さんとお願いします。
プライドの高い野田君。

女性との食事会

女性から見て、ホームレスや非常に貧乏な人は、
全く魅力がないので無理でしょう。
自分一人を養うことができないのに、
家族を養うのは無理。
仮に食事会を開いたとしても会話がはずむことはなく、
白けたものになるでしょう。

元々がホームレスであるならば、
飢え死にしない程度の収入が生じて、
室内で生活することができれば、
元々の生活と天国と地獄ほどの差が出てくるはずです。
いきなり高い目標は無理なので、
まず低い目標を考えればいいのではないでしょうか。

「被支援者の女性」という、似た境遇の方っていないでしょうかね。
自分、この間、ホームレスの20代女性を目撃しました。

仮に被支援者の女性がいない場合は、一般の女性となりますが、
その際はもちろん、その女性にはボランティアで飲み食いして
頂く(費用はこちらで負担)形になることを想定しています。
被支援者男性が会に参加する条件は、
1就職していること、2一般的マナーを理解していること、です。

そして、この会のメリットや目的は以下の通りです。
・被支援者と細かく連絡を取れる大義名分
・被支援者の就業意欲の増進
・被支援者が一定の夢を見られる環境設定

ですから、実際に結婚という現象に至るか否かは問題ではないと思います。
「結婚に至った成功例」は、虚偽(サクラ)でも良いかもしれません。
“結婚”というのは、確かに遠いかもしれませんが、「食事会」ならば七氏さんの言う
低い目標に相当するのではないでしょうか。
「女性と接することができる」という目標は、何よりも質が高い!気がします。

大体

ホームレスや派遣切りの社会的な弱者は自分に自信がなく
合コンなんて出席しないのでは。

そのような弱気な方には、“合コン”という呼び名を使わず、
“親睦会”や、“情報交換会”といった名称を使い、
野田さんは、参加者が馴染むくらいまで同席し、頃合を見て
「私がいたら話せないこともあるでしょうから」と述べ、
野田さんは退席する→結果的に合コン。

薬物依存の方や、DV被害者の方など、
少数派の方々が集まって体験をシェアし、分かち合い、未来を描くことは、
珍しいことではないと思います。
もちろん、ただのホームレス同士が集まることはよくあることでしょうが、
「これから社会復帰しようと頑張ろうとしている方々」が集まるというのは、
意外と少ないかも…、いや、あるのかな…??

おさわりパブじゃないんだから

  手なぶられる前にその手を叩き落すとか防衛するのもいいんじゃないの?

菱川さんコメントは悪いけど削除しました。
本気で私と話し合おうと言うなら八潮までお越しください。
あなたがヨッシー君等の数少ない例外でない限り、お話させていただきます。

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