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え~っと、、生き甲斐の話つづき。

…と思って元記事読んでみたら、ヤフーリンク先がもう切れてた。文春さんには悪いけど、勝手にブログ内に転載しなおし。

「生活保護幸福」シリーズで、脳科学的にはドーパミンではなく、セロトニン・オキシトシンが出るような幸福感を追求すべし、と記した。具体的には、(ネット上ではなく)現実の人間関係・家族関係における幸福感ということになるわけだが。

何を生きがいにするかというのは本人の選択だが、現実世界における人間関係、家族関係を大事にすべし、というところは強調しておきたい。これは換言すれば、自分以外の人間が何を考えているか、個別に想像を巡らした上で対応する、ということでもある。

現代は、男性原理により、個々がバラバラに分断された時代である。金さえあれば、一人で何不自由なく暮らせてしまう。金が無くとも生活保護に頼れば、最低限の生活も可能だ。

同時に人間の欲望・エゴが極大化した時代でもある。個々人の思考がタコつぼ化し、お互いに理解しがたく、個別の考え方・価値観を共有しづらくなっている。

「自分以外の存在が何を考えているか」

その理解を試みることは、今の時代だからこそ重要であり貴重である。他人の思考・欲求が分かれば、ビジネス・営業的にも、成功するチャンスが出てくる。

まあ個人的には、これは自分のエゴを滅することと裏表でもあるわけだが、あらゆる面で実践する個人を利するものであると考える。

他人の思考を受け入れるには、一旦自分の思考を脇に置いておく必要がある。エゴは弱まり、思考は柔軟になる。他を利することが、回りまわって自分を利することになる。雑多な人間が集まってくるホームレス支援は、絶好の訓練場である。皆さんも、小生とリアルの関係ができたならば、多少なりとも支援活動をされることをお勧めする。

しかし、そのような機会がない方の場合、どういう人を対象に人間関係を深めていくべきか、という問題に出くわすかもしれない。

人間関係も、仕事を一緒にしているとか、共通の趣味があるとか、なんらかの共通する介在物がなければ成立しない。そのような仕事・趣味を通しての付き合いがあるなら、そこから人間関係を深めていくのも良いかもしれない。

とはいえ仕事や趣味の人間関係は、逆にその範囲以上に付き合いを深めるのは難しい事もある。また、お金が介在することで、「お客様は神様」扱いになっているような関係では、余り意味がない。これは「杜子春」のように、お金が無くなれば簡単に手のひら返しを食らうだけの関係。

ではどうするか?

もしあなたが既に結婚している、もしくはお付き合いしている相手がいるとするならば、その相手との関係を見直すつもりで、相手の思考を理解するように努めてみても良いかもしれない。

そうは言っても、異性も今から新たに探すのは余りお勧めできない。というのは、どうしてもドーパミンの刺激に騙されてしまうからだ。恋愛感情は3年前後しか続かないと言われているが、ドーパミンの刺激が無くなれば、魔法が溶けるように違う感情が出てくる。元記事のケイさんが、ギャンブル依存治療中に会った女性も、数年持たずにケンカ別れ。愛情と憎しみは表裏だ。

かつての国民的アイドル、泣き虫愛ちゃんこと福原愛氏が、長男連れ去り騒動を起こしたことは、記憶に新しい。結婚したばかりの頃は、元夫と1日に64回キスをする日常が台湾の番組で流されるほどラブラブだったのに…。今では子供を巡って法廷で争っている始末。夫婦と言えども、所詮は他人か……。

存命していれば、という条件付きではあるが、誰にとっても確実なのは親である。親子関係は、切っても切れない血のつながり。なんだかんだ言っても、親は子供の事を気にかけるものだ。「親孝行 したいときには 親はなし」となる前に、気恥ずかしさを抑え込んで連絡してみることをお勧めする。

あらためてこんな当たり前すぎる話をするのは、先日(最近は自分から言わなくなった)自称ダメ人間田中さんが親となんどもやり取りしているのを知ったから、というのもある。

10年以上前の話だが、彼は何度か親元に帰って追い返されたことがある。多分その時も、死に場所探しの放浪途中だったのだろう。

「オヤジに『死ぬんならどっかで死んで来い!』と言われました。」

「もう、絶対オヤジには会いません、二度と会いません!」

こういう話を彼から二回以上聞いたことがある。

しかし、そのオヤジさんも明日をも知れぬ病床に臥し、親子で頻繁に連絡をしているらしいのだ。

「親孝行など何もできていない」

という田中さんに

「いやいや、親にとってみれば子供が生きて連絡をくれるだけでも嬉しいし、ちゃんと仕事をしているというそれだけでも立派な親孝行だよ。だから簡単に仕事辞めるとか言わないでね。」

と話した。

彼のオヤジさんにしてみても、何度も仕事を辞め、「死にたい、死にたい」と愚痴をこぼしていた息子よりも、曲がりなりにも仕事を続けている現状を頼もしく感じている筈である。

「いや、俺の両親はもう亡くなっている」

「ウチの親は毒親で、追い出されて数十年連絡を取っていない」

まあそういう人、ウチの住居に沢山いますよ。「大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然」ではないが、そう言う人たちの親代わりになれれば…という想いを抱きつつ大家業やってます。ウチに来れば、そういう関係になれるかもです。

ええ、小生とて相手と何らかの共有物・共有事象が無い限り、関係構築は難しいです。店子が逃げない限り、死ぬまで対応させて頂く気持ちはあるんですが…。

(小生の生きがいの話に続く)

コメント


「幸せな人生」に必要なカギは「ただ1つ」だった...ハーバード大学の80年以上かけた「人の生き方についての最大規模の縦断研究」が解き明かした「圧倒的な真実」

9/2(土) 12:13配信

 日々を慌ただしく過ごしていると、ついつい「幸せ」を置き去りにしてしまう。でも、幸せについて、ちょっと考え、知るだけで、「幸福度」は、一気に高まる。読めば今日から生き方が変わる大特集。

人の生き方についての最大規模の縦断研究

 本誌の編集部には、これまで数十人もの「大ガネ持ち」を取材してきた記者がいる。さまざまな富豪の生活をつぶさに見てきたその記者は、しみじみと語る。

 「けっこうな割合のおカネ持ちが、どこか幸せそうじゃない雰囲気なのが興味深く、不思議でもあります。一生で使い切れないくらいのおカネを持っているのに、空虚な表情の人が多いんです」

 高い地位を築き、多くの金銭を手にしているにもかかわらず、不幸そうにみえる人がいる。その一方で、一般的な「成功」とは縁遠いものの、幸せを日々噛み締めているようにみえる人もいる。

 幸せというのは、じつに不可解である。だからこそ「どうすれば幸せになれるのか?」という問いは、アリストテレスの時代から人類を悩ませつづけてきた。なかにはその歴史の重みに、「一貫した幸せの法則があるとは思えない」と感じている人もいるだろう。

 しかし、あきらめるのはまだ早い。

 近年、「幸福」についての心理学的、経済学的な研究が、大きな成果をあげるようになり、「幸せのカギを握るのはなにか」が明らかになりつつあるからだ。

 なかでも大きな成果をあげている研究の一つが、「ハーバード成人発達研究」である。研究の4代目の責任者で、ハーバード大学医学大学院・精神医学教授のロバート・ウォールディンガー氏が解説する。

 「1938年に始まった、80年以上の歴史をもつ研究です。開始以来、多くの被験者の、若いころから高齢期にいたるまでの人生を詳細に追跡してきました。さらにその子孫たちの人生も追っており、被験者の数は、三世代にわたる1300人超にのぼります。

 被験者にたいしては、幸福度、健康状態をはじめ、膨大な項目についての調査をおこない、人生の変遷をつぶさに記録しています。人の生き方についての最大規模の縦断研究(長期間にわたる研究)と言えます」

驚くほど幸福度に影響を与える「人間関係の満足度」

 1300人超の「人生の縮図」をまとめあげた巨大なデータ。ウォールディンガー氏らがこのデータから導き出した最新の「幸福の法則」は、アメリカで人々の耳目を集めた。氏の共著『グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない』(辰巳出版)は日本でも翻訳され、好評を博している。

 ちなみに、彼らが言う「幸福度」というのは、「一時的な快楽」のことではない。そうではなく、一過性の楽しさやみじめさを超えて、自分の人生には意味や目的があると感じられる奥深い実感を、厳密な方法で測定したものである。

 それでは、長年の研究の結果、ウォールディンガー氏らが幸福を得るための「カギ」として見出したものとは、なんだったのか。氏は、

 「それは、人間関係です」

 と断言する。

 シンプルな答えに、やや拍子抜けかもしれないが、80年以上をかけ、膨大な被験者をみてきた研究がもつ説得力は大きい。

 「長期の研究からわかってきたのは、『人間関係の満足度』と、幸福度や人生の満足度のあいだに、驚くほど強い関係があることでした。」

 「たとえば、被験者を80代まで追跡した時点で、その人物の中年期の状況から、80代の幸福度や健康状態を予期できるかを検討しました。

 被験者の50代のときのデータを調べたところ、幸福度や健康と関係が深いのは、たとえばコレステロール値なんかではなく、なににもまして『人間関係の満足度』でした」

人生を振り返ったとき「何を最も誇りに感じるか?」
Photo by iStock

 ウォールディンガー氏は、被験者たちが人生経験を重ねるなかで漏らすようになった、実感に満ちた言葉にも注目する。

 「私たちの研究の被験者が80代になったとき、『人生を振り返って、なにに最も誇りを感じるか? 』と聞くと、ほとんどすべての人が人間関係について答えました。『おカネ儲けをした』とか『大きな賞を勝ち取った』とか言う人はほとんどいない。人生の終盤にたどりついて、幸福にとって最も重要だと思われたのは、他人とのあたたかいつながりだったのです。

 しかし、人間は自分の幸せの要因を見極めるのが苦手です。たとえば、年収は一定程度を超えると幸福度を上げるのにそれほど効果をもちません(第4部で詳述)が、少なくない人が、ある程度収入があっても、稼ぐことを自己目的化してしまう。そうした人は、人間関係のもつ力にあらためて目を向けてみるのもいいと思います」

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