生活保護幸福4
えーと、ちょっと前に書いてた「生活保護は幸福か?」シリーズの続きというか、別記事伏線というか。
パチスロで作った借金総額250万円、「督促はがき」が自宅に届いて発覚…マジメな警察官がなぜ“ギャンブル依存”になったのか
店子にも多数存在するギャンブル依存。この記事を読んで、改めて問題の深刻さを考えさせられた。
>少し前まで、地域の安全を守るという目的のために必死になっていたのに、ケイが生きている理由はパチスロを打つことだけだった。バイトの時間以外にはやることがないので、結局、パチンコ店に入り浸る。
結局、問題はここ。生きがいというかやりがいの問題。
記事中のケイさんも、二度とパチンコ店に出入りしない様、同僚警察官に見守ってもらいながら仕事を続けられていれば、違ったかもしれない。でも、警察がそんな監視してくれることもなかっただろうし…、折角就けた安定の公務員、本当にもったいなかったねぇ……
ギャンブルに変わるものに、生きがいを見出させることができれば、ギャンブル依存を抜ける可能性が出てくる。しかし、欲望と誘惑の多い現代、それは容易なことではない。
(ちなみにヤフコメにも書いてるから、興味ある方は探してみてネ)
翻して、小生の生きがいは何だ、と考えてみると
①霊性・精神性向上の仏道修行
②徳を積ませて頂く仏道修行
②の現実的実践が、ホームレス支援になるわけだが。
では、小生が感じている生きがいを、店子含めた他人に共有させることができるかどうか?
まずこの①②については、他の人にお勧めというか、押し付けることは、ほぼ不可能。仏道修行は、来世と輪廻が前提になっているが、それ自体信じない人は信じない。信じる人は信じるわけだが、そう言う人は、こっちが関わる前から何らかの修行をしている。信じない人を変えるというのは、極めて難しい。
多分、核兵器製造よりも難しいんじゃないかな
と思う位。
①②から大分ランクが下がって、次に来るのが
③女房
④壊れた物件を修理すること
またまた大分下がって
⑤ブログ
とか来るわけだが、これらについても共有はなかなか難しい。
③については、小生の女房を人に貸すわけにもいかないし、好きな異性がいるかいないかは、あくまで当人の問題。
④ これも小生の自分の物件で、自分で(色んな意味で)適当に直せるから、やりがいがあるんであって…。いずれにせよ、それなりの技術を身につけなければ、やりがいにもなりようがない。④については、また別に記事を書く。
⑤ ブログも書く中身が無いと、しょうがないしねぇ…。
ところで、数日前に家賃滞納している店子の部屋をチェック。部屋の中に多数の地下アイドルグッズが散乱。
以前には、流しそうめん器とか、わけわからんものを買っていたが、どうやらこれもアイドルイベントで買わされたもののようだ。
(アイドルみたいな訳わからんものに、金つぎこんで、アホかよ…、家賃払え!)
と思ったが、多分これが彼にとっての生きがいなのであろう。
確かに考えてみりゃ、無味乾燥な派遣仕事と自宅の往復だけじゃあ、
「なんのために生きているのか?」
ということにもなるだろう。
ちなみに、小生もキョンキョン他アイドル好きだったが、レコード等金のかかるものは一切買っていない。
(つづく)
私は生活保護受給者ではありませんが、生きがいが見つからず、精神的には彼らと同じです。
好きな食べ物のランキングみたいにとてもチープに見えてくるわ。
智慧と菩提心を育む でいいと思う。
もちろん智慧行と菩提行にも順位などあるわけはない。
生きとし生けるものは、いつでも幸福であることを願い
不幸でないことを願っている。
誰にとっても
そこには自分自身への至上の愛が見られる。
そして幸福だけがその愛の源なのである。
それゆえ、人間の本性である幸福、
想念のない深い眠りの中で体験される幸福を手に入れるためには、
人は自分自身を知らねばならない。
そのためには
「私は誰か?」
という問いで探究する智慧の道が最も重要な方法である。
~ ラマナ・マハルシの対話集「私は誰か?」の冒頭 ~
パンチャカンダ アナッター
肉体と精神を構成する五つの集まりは自己ではない。
アッタ ディーパ
自己を帰依処としなさい。
~ 仏陀釈迦牟尼の言葉 ~
また続きで書きます。
扶助の目的外使用って法に触れないのだろうか。
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