元オウム教団幹部 野田成人のブログ

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◆2003年11月28日
機械 vs 人類 戦争の結末 マトリックス・レボリューションズ No.23

 では次に、機械が人類を完全に滅亡に追い込めたかについてです。まずストーリーの前提として、太陽電池が使えなくなった機械は、核融合と人間の体温をエネルギーとしていました。その前提からすると、機械はもともと人類を破滅させられなかったわけで、機械の存続のために人類を支配しながら存続させる必要があったのです。

 いえ、エネルギー源がどうのこうのいう問題ではありません。単一の意識として全ての機械に存在した人工知能が、人間の意識と同じものであるならば(純粋に機械だけで同じ意識を持つとは考えづらいですが)、支配する者(機械)には、必ず支配される存在(人類)が必要なのです。支配者も被支配者も、互いに依存しあっているのです。

 マトリックスリローデッドで、評議員の老人とネオが、ザイオン市民の生活を維持する広大な機械室を眺めながらこう語る場面があります。


評議員「私はここが好きだ。ザイオンがあるのは、この機械のお陰だと思い出させてくれる。……だが機械を見ていると、まだマトリックスにプラグされている人々を思うのだ……我々もある意味ではこの機械にプラグされていると……」 
ネオ「でも、支配(コントロール)するのは機械ではなく我々です」 
評議員「支配(コントロール)とは何かな?……」
ネオ「止めたければ機械を止められることです」
評議員「そのとおりだ、我々が望めば機械を粉々に破壊できる。だがそんなことをすればどうなる? 今あるこの光や暖房や空気は……」
ネオ「だから我々は機械を、機械は我々を必要とする……とでも?」


 現代生活においても、私たちはいろんな文明の利器・機械をコントロールします。人工知能ではない機械は、反乱など起こしませんから、私たちは“支配”ということすら意識せず、機械を支配(コントロール)しています。しかし同時に、機械なしには成立しえない現代生活に慣らされている私たちには、もはや機械を手放すことなどできません。つまり我々が支配(コントロール)していると思っている機械に、依存することによって振り回されているのです。
 そう、機械にプラグされてマトリックスの仮想空間を経験するように、あなたもパソコンにプラグされ、インターネット仮想空間を経験します。パソコンが壊れたりウイルスにやられたりすれば、修理やメンテナンスをしなければなりません。その時あなたは思うでしょう、「俺はパソコンに使われているな」と(もちろん筆者もそうですが……(;^^) )。

 映画「マトリックス」シリーズを別の観点から見るならば、現実世界における支配構造を表していると見る向きもあります。つまり、マトリックスの仮想現実を、世の支配層が、マスメディアを通じて一般庶民に垂れ流して信じ込ませている情報だという見解です。例えばそれは、大企業の資産家たちが、おいしくも何ともない商品をおいしいと信じ込ませて搾取する構図であり、あるいは北朝鮮に見るように、国家の支配者が国民に真実を知らせず一つの思想に誘導する構図であると。

 では支配者=機械=資産家(金持ち)、マトリックス=マスメディア情報、被支配者=プラグされた人類=一般庶民、という構図で置き換えて、依存関係を考えてみましょう。

 お金持ちが裕福であるということは、「自分がたくさん持っているお金で、いろんな物を買ったり人から奉仕してもらったりできる」ということです。そこには、“お金持ちが持っているお金が欲しくて金持ちに奉仕する人”が必要なのです。

 逆に考えてみましょう。「もし世界が100人の村だったら」、という想定がありましたが、その世界の100人全員が、100トンの金(ゴールド 時価1400億円)を持っていたとしましょう。そうするとおそらく誰もそれ以上の金を欲しがることはないでしょうから、金持ちに奉仕する人はいなくなり、金持ちでも何の新たな商品も奉仕も受けることができません。
 つまり金持ちが金持ちの喜びを享受するには、自分より相対的に貧しい人が、富を求める対価として奉仕をしてくれる必要があるのです。

 マトリックスの支配者である機械も同じです。もし人類を絶滅させてしまったとしましょう。そうすると単一の意識を持つ人工知能だけが、ただ1人地球上に取り残されます。たった1人地球上に取り残されて何をやるでしょうか?広大な無人島に1人取り残された人のようなものです。広大な無人島に残された人は何に希望を託すか……?

「おーい、誰かいないかぁーー」

 人間と違って冷静な人工知能は、きっとそれを分かっていたから、人類と機械の共存の道を選んだんでしょうね。

コメント


機械と人間の相互依存

支配(コントロール)という言葉で、元芝さんを思い出しました。

グルは信徒・サマナを支配(コントロール)していたと同時に、信徒・サマナにも依存していたんですな。
ひとりだけでは支配ー被支配の関係は成り立ちませんから。


真の悟りや解脱のためには、こういう「支配-依存」関係を無くさないとね。

あれ、彼と似た意見になってしまいました。(藁)

科学

文明なしに生きられない、というのがカンボジアで行われた実験でした。クメール・ルージュによって農村に連れ去られた都市人は、劣悪な環境によってバタバタと倒れていきました。ただ、ナチスの強制収容所と同様に、クメール・ルージュによる虐殺が行われたことを疑う人も存在します。
文化大革命も似たような要素を持ってます。下放されて農村に行った青年達が、いまだ帰れない、という話を聞いたこともあります。
ところで、中国人は、戸籍が都市籍と農村籍にわかれているんですね。農村籍の人は、極貧下層階級ですね。出稼ぎで都会へ出るかも知れませんが、籍は変わらないようです。恐ろしい階級社会ですね。

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