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累積賠償額1640万円

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前回からの続き、金融システム崩壊時に日本が惨状に見舞われる理由③は、政府債務残高割合が対GDPで高いこと。

債務残高

上記画像からも分かる通り、主要国の中では日本がダントツに高い。

以下リンク先国別ランキングを見ても分かる通り、ベネズエラ・スーダンに次いで3番目に高く、ギリシャ危機後債務割合が高止まりしているギリシャより高い。

世界の政府債務残高対GDP比 国別ランキング・推移

ベネズエラやスーダンは、高いインフレ率で経済が悪化。なんとかユーロ圏にとどまっているギリシャでも、年金カットや増税など、厳しい財政状況に置かれている。しかし、こういう比較をすると、以下のような反論もあるかも知れない。

「日本国債は自国通貨建て(円建て)で、保有者も日本人ばかりだ。なにより日本は対外純資産残高が世界一だから、全く問題ない」

確かに自国通貨建て債券の場合、為替で通貨安(円安)に触れても、総額は変わらない。今ロシアが直面しているように、通貨に信用性が無い国のドル建て債務が、通貨暴落で債務額が膨らむのとは違う。日本国債保有者が日本人ばかりという点も、海外から自国通貨(円)が売り浴びせられ暴落するリスクも低い。

しかし、これらのメリットがあるが故に、日本政府は野放図に財政赤字を増大してきたとも言える。

更に、近年はMMT理論を背景に、「日本はもっと借金して経済を回せ」などとの主張が増加傾向。MMT理論とは、Modern Monetary Theory を指すが、それによると

「財政ファイナンスで紙幣増発してもインフレにならないので、政府は支出を増やすことができる」

とのことである。財政ファイナンスとは、国が発行した国債を中央銀行がそのまま引き受け紙幣を増発することである。

財政ファイナンスは、政府の財政節度を失わせ、紙幣増発に歯止めがかからなくなる。その結果、悪性インフレを引き起こしたり、通貨の信頼性喪失から通貨暴落に至る可能性がある。よって日本でも、財政法第五条で日銀の国債購入を原則禁止しているのだが、この禁じ手に手を染めたのは、2013年4月。そのアベノミクス・異次元の金融緩和も、来月で早や10年目となる。しかし景気はデフレ不況のまま、一向に上向く気配すらない。

MMT論者らは、「デフレ脱却できないのは、財政支出が足りないからだ、もっと国債発行して金をばら撒け!」と主張し、生活が窮乏している国民もその主張になびいている。その世論に押されて、給付金バラ撒きを増やしているのが政治の実情である。つい先日も、参院選対策として年金生活者の給付金などを与党合意した。

MMT論者からすれば、放漫財政を続けても破綻していない日本は、MMT理論の実証例なのかも知れない。しかし、このまま財政赤字を垂れ流していて、本当に問題がないのだろうか?

お金を増やし続ければ、どこかで需要が供給を上回り、インフレとなる。インフレでお金の価値が下がれば、年金生活者などが打撃を受ける。コロナ禍で国民一人10万円を配った際には、それほどインフレを実感することはなかった。しかしこれが一人1000万円、1億円となれば、明らかに物価は上がり、市民生活は混乱する。

アベノミクスの金融緩和で、市場にあふれるお金(マネタリーベース)は5倍以上になった。コロナ対策で主要各国どこも財政支出とマネタリーベースを増やしている状況で、通貨の弱さ比べになっている側面もある。そうなると、相対的に資源・エネルギー・食料は価格が上がっていく。地球上の人類も増え続けているのだから、尚更そうなる。

そもそも日銀が財政ファイナンスと異次元緩和を始めたのは、景気刺激の方法が他にないからだ。その結果、日銀の国債保有残高は500兆円以上にのぼる。日銀は、ゼロ金利を解除し、金融政策を正常化したくても、出口戦略が取れない。国債を売りに出せば、国債は暴落し、金利は急騰する。そうすると、ゼロ金利でようやく抑制されていた債務残高も急騰し、経済は混乱する。そのようなリスクを見越してか、ここのところ徐々に円安も進行中である。

以前、小生の白陵柔道部先輩が日銀に勤務していると述べたが、その彼の発言

「もうどうなるか、誰にも分からん。」

というのが、少なからぬ専門家の胸の内だろう。

仏教的無常観からすれば、永遠にこのまま赤字財政で経済が循環するなど、あり得ないと考える。我々は、どこかで膨大に膨れ上がった経済循環の逆回転に見舞われることになるだろう。

(つづく)

コメント


人に執着して喜ぶほど
人に執着して苦しむ

物に執着して喜ぶほど
物に執着して苦しむ

金に執着して喜ぶほど
金に執着して苦しむ

執着が生じるほど
苦しみが生じる

執着が滅するほど
苦しみが滅する

外に向かって執着するほど苦しむ

中に向かって集中するほど安らぐ

無常の現象に執着せず
常に集中して安らぐのが中道です

目玉通貨は終焉を迎えゴールドへと移行するでしょうね

(6)駐日モルドバ大使館
電話番号:03-5225-1622
Email:tokyo@mfa.gov.md
支援金の振込先
銀行名:三菱UFJ銀行
支店名:田町支店
口座種類:普通口座
口座番号:0994166
口座名義:Embassy of the Republic of Moldova

  寄付の集い

オウム事件の資料館、遺族ら設立要望 地下鉄サリン事件から27年
3/18(金) 23:20配信

1995年3月に死者14人、重軽傷者6千人以上を出した地下鉄サリン事件の被害者の会が18日、事件の風化を防ぐため資料館の設立などを法務省に求めた。

被害者らは要望書で、オウム真理教が起こした27年前の事件を後世に伝え続けることが「最も効果的なテロ対策だ」と指摘。
国が主導して資料館をつくる必要性を訴えた。

事件で夫を亡くした同会世話人の高橋シズヱさん(75)は会見で「(資料館ができれば)事件を知らない若い世代に事件を肌感覚で立体的に理解してもらえる」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/75459bdb01c6b5961ac40b699932d2b13fa09ad0

オウム後継団体の資産、2年前の6分の1に…収益事業を報告せず
3/19(土) 7:24配信

オウム真理教の後継団体が公安調査庁に報告した資産額が1月末時点で約2億1600万円にとどまり、2年余り前の約6分の1に激減したことがわかった。
主流派の団体が収益事業に関する資産などを報告しなくなったことが要因とみられ、公安庁は是正指導に従わない場合、いったん取り下げた再発防止処分の請求を改めて検討するとしている。

公安庁によると、オウム真理教は主流派「Aleph(アレフ)」や分派「ひかりの輪」など三つの団体に分かれて活動。
団体規制法により、3か月ごとに構成員や資産状況などを公安庁に報告する義務がある。

公安庁に報告された資産額は2000年に約6200万円だったが、年々増え、19年10月末時点で約12億9100万円に達した。

しかし、アレフは20年2月以降、収益事業に関する資産などを報告しなくなり、21年5月以降は構成員などの報告も拒否。
公安庁は同年10月、同法に基づく再発防止処分を公安審査委員会に初めて請求した。

請求が認められれば、一部施設の使用や勧誘などが6か月間禁止されたが、アレフが報告を再開したため、公安庁は請求を取り下げた。
しかし、その後も収益事業などは報告されず、報告上の資産額は減り続けている。

アレフは、被害者支援にあたる「オウム真理教犯罪被害者支援機構」に対する10億円超の賠償命令が確定している。

1995年3月20日に起きたオウム真理教による地下鉄サリン事件で、夫を亡くした高橋シズヱさん(75)は18日、古川法相や公安庁の和田雅樹長官に賠償金回収への協力などを求める要望書を提出。
高橋さんは記者会見で「被害者が泣き寝入りしないよう、国には知恵を絞ってほしい」と訴えた。

読売新聞はアレフに取材を申し込んだが、回答はなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b810a85afc9e05335f1f807a5eb35533de4aaca2

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