裏19
設備の起訴外周り部分排水管と給水管は、なんとか年内(2019年)に作業を終えた。ところがこれらの作業で腰に負担がかかったのか、西田さんの反応が悪くなる。
屋外作業なので天気予報を念頭に入れながら、上棟(1/21)までに間に合うように予定を入れるわけだが、1/4はお休みしたいとのこと。こちらとしては設備担当者として考えていたので、後工程に間に合うよう日程を組んで欲しいと伝える。
(設備担当という自覚はあるのかなぁ…)
そのような期待を寄せること自体、無謀だったようだ。3日後からライン・携帯共に連絡が取れなくなる。
仕方がないので夜わざわざ住居まで訪ねていく。話を聞いてみると、腰痛の問題が大きいが、賃金の方も多少不満があるようだ。確かに責任者となると、一人工いくらという話でもなくなる。腰痛治療に接骨院自費負担の分をこちらで負担するなどの案を伝える。
訪問した翌々日と更に数日あけて(1/17)、基礎内側床下の転がし配管等を手伝ってもらう。西田さんもポリ架橋管は初めてのようだ。しかし配管素材技術の進歩は、バカでも出来るような部材を生み出してくれている。鉄管・塩ビが出来る経験者なら問題は無し。
工事は、土台敷きも並行して始まっている。
土台敷きの苦労はまた別の記事で記すが、土台の木材を敷いた上で、荒床となる24ミリ合板を敷く前に、床下配管を行う工程。
ところがこの1/17の作業を最後に、また連絡が取れなくなる。しかもポリ架橋管専用の樹脂管カッターを作業服に入れて持って行ったまま…。
これも後述する上棟日を過ぎて、ユニットバス現地調査(以下UB現調)日程を組もうかという際にも、全く連絡が取れない。
この間正確には全く関係がない同居人の話を女房とやりとりがあったが、設備作業の件は一度だけ「休みます」と連絡があっただけ。
(まあ最悪ワシがやるしかないってな話でもしょうがないけどさぁ…)
ダメかもしれないと思いつつ、UB現調の日程だけをラインで伝える。
……
……
……
来るとも来ないとも連絡はなかったが、結局UB現調当日彼は来なかった。もうこれはやりたくないのだろう。そう判断して諦めざるを得ない。
西田さんは、ウチの入居者の中でも手伝いをしようという気持ちがあり、ギャンブル等での浪費もほとんどなく、ウソも吐かない、光熱費回収などお金の管理もある程度任せられる人材である。しかしその人材でもこんな感じなのだ。
大工工事の主力として考えていた諏訪さんの三抜け(さんぬけ)に続いて、設備担当の西田さんが四抜けになるとは…。これまで散々「自称ダメ人間Tさん」含めた入居者らに肩透かしを食らってきた小生だが、流石にこれはキツイ…。
なぜなら電気は元からやる話ではあったが、諏訪さんの脱落で大工工事も、そして西田さんの脱落で設備工事も全て小生の肩にかかってくる話になるのである。
(つづく)
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