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元オウム教団幹部 野田成人のブログ

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3月20日で地下鉄サリン事件から25年、それに先立ちサリン被害者の浅川幸子さんがお亡くなりになられた件につき、ご冥福をお祈り申し上げます。

ここ2-3年は3月20日記事を書いていなかったが、改めてなぜ事件が起こったかについて記しておこうと思った次第。小生の事件総括・考察結果を要約すると、物質主義に対する精神主義の「影の反逆」。これは繰り返し拙ブログで述べて来た通りであるが、今回はそれを別の角度から記す。

一昨日の3月18日、相模原19人殺害事件で植松被告に死刑判決が出た。

「事件の本当の背景は最後までわからなかった。もやもやしたまま結審し、判決に至った」

ある被害者家族は、閉廷後に記者会見でこのように語った。相模原事件については、事件の背景や動機がみえてこないという声も少なくない。

このような事件が起こると、必ず「事件の背景や動機が明らかにされていない」「深い闇は残されたままだ」などという論評がメディアに流される。地下鉄サリン事件も然り。

そしてその闇について、「二度と事件を起こさない為に考え続けなければならない」などと締めくくりながら、現実的には問題棚上げ・放置なのである。

なぜその問題に切り込めないかというと、一方の綺麗事・建前論に乗っかったままだからである。それを相模原事件を例に挙げて考察してみる。

社会における障害者の扱いは、昔は酷かった。例えば家族が障害を持つ子供に対して、暴力を振るったり小屋に監禁したり、と。家族からすれば「世間体が悪い」という以上に、「言う事を聞いてくれない」「手がかかる」「面倒だ」という煩わしさからそのような対応をしてきたわけである。

しかしながら近代になり、その中核思想である「自由・平等・博愛」の観点から、障害者も人権があり平等に扱われるべき存在として、このような家族による虐待も少なくなっていった。

ではその手がかかる障害者の世話・対応を、家族の代わりに誰がどのようにするのかと言えば、例えば事件が起きたような障害者施設がその任にあたるわけだ。つまり社会福祉の制度・社会保障費でその手間を賄うことになった。

その施設の運営は、障害者の障害年金や介護保険等の国家予算から賄われていると言ってもよい(家族負担もあるかもしれないが)。これについては、国民一人一人も近代合理主義の理念である「自由・平等・博愛」を共有しているし、直接自分の懐が痛むわけでもないから

「みんなで障害者を支援するのは、ま、いいか」

と直接的にはほとんど利害関係がないので納得している。

しかしながら家族の代わりに施設でその障害者の世話をする職員になると、話が違ってくる。そ~れはもう、障害者の世話は大変な仕事なのである。その大変な仕事をやってみれば、なぜ昔は家族が障害者を監禁したり暴力を振るったりしたのがよくわかる筈である。

だが家族以上に施設職員が大変なのは、金で雇われた他人なので、家族よりもより神経を使う、ということである。しかもそれ程給料は高くない。施設職員のストレスは想像するに余りある。

現実にストレスを抱える施設職員は、障害者に暴力を振るったり監禁したりした家族とある程度共有する感情を持ったであろう。しかし彼らは、金で雇われた職員なので、表向きそんな気持ちは微塵も表に出してはならない。それが障害者の権利保護であり、自由・平等・博愛の理念なのである。

だが職員皆が皆、そのような気持ちを完全に押し殺せるのかと言えばそうではない。それは不可能である。押し殺した気持ちは、影の反逆となって現れる。それを負ったのが植松聖だったわけである。

①「障害者って面倒だよなぁ~」
②「やってて腹立つよなぁ~」
③「なんでこんな奴らの面倒を見なきゃいけないんだ」

④「いやそうは言ってもこれは仕事だから」
⑤「彼らも同じ人間なんだから」
⑥「我慢だよ、我慢」
⑦「大変だけどしょうがないんだよ」

施設職員であれば、上記のような想いを抱くかもしれない。上記①-③は否定的、④-⑦は比較的肯定的な見解であるが、個別の人間でも両方の想いが交錯するものである。普通は施設運営を維持する為、肯定的な想いを持ち続けるものだ。しかし周りがそのように施設維持の肯定的意見を述べていると、それに疑問を持つ人間が必ず出て来るのである。否定的見解を押し殺している皆の姿勢に疑問を持つ人間が必ず現れるのである。

またまた話が逸れるが、この肯定的意見の中で否定的意見が顕れる例として、つい最近ニュースになった森友事件で自殺した近畿財務局職員が挙げられる。周りの職員ほぼ全員が、「これは上の指示なんだから」「仕事なんだから」「国会答弁に辻褄合わせなきゃいけないから」などと組織維持のために肯定的な意見を述べる中で、疑問を押し殺せなかったが故に自殺したのである。

要するに相模原の事件は、昔は家族が障害者に振るっていた暴力・監禁などの酷い扱いが集約された結果としての殺人とも解釈できる。

昔 家族が大変なストレス 捌け口 普遍的にみられた家族による暴力・監禁

今 職員が大変なストレス 捌け口 植松の殺人

社会一般・国民一般からすれば、特に障害者施設で働いたり、家族に障害者でもいない限り、障害者の権利・自由・平等・博愛は直接的に関わりがない綺麗事である。

実際に施設で働く職員にとっては、大変な現実であり、彼らも上記①②③の否定的想念に囚われたことはある筈だ。しかしながら一般の社会人である限り、社会の理念である「自由・平等・博愛」「障碍者の権利」について、否定的な見解を表には出せない。要するに臭い物に蓋をするしかない。

だが臭いものを溜め込んで見ぬフリをしていると、「それおかしいよね、臭いもの溜め込んでいるよね」というやつが必ず現れるのである。その蓋を開けたのが、今回は植松聖だったわけである。

いくら「障害者差別をなくそう」「偏見をなくそう」などと言っても無理である。「障害者」と識別した時点からして、もう区別であり差別の始まりである。その扱いが異なるところから、障害者対応のストレスは始まるのである。対応する人はどうやっても上記①②③の否定的想いから抜けられないのである。

しかしメディアはそのような否定的見解を認めるわけには行かない。あくまで社会の基本理念に忠実でなければならないので、否定的見解は「深い闇」のままなのである。

「宇宙は、空(くう=emptiness)をtopとし、矛盾をbottomとする、包摂半順序集合である」

上記命題は何度か述べて来たが、空(くう)が根本原理である以上、良い事だけを取り出すことは出来ない。良い事を取り出せば、反対の悪い事もセットで出来てしまう。普通に出来ることが出来ないという意味で、「健常者」と「障害者」という対立概念が出来た所から、同じに扱う事には無理があるのである。無理に同じようにすると、必ず誰かがストレスを負わなければならない。

小生は別に、植松が正しいとか、障害者を差別すべきだ、などと主張しているわけではない。対立概念が発生した所を、良い方だけを取り続けて悪い方を全部排除する事は出来ない、その例として相模原事件を挙げただけである。しかし「良い方」の見解が、社会の普遍的価値観である以上、そこから派生する矛盾やマイナス点には、メディアは目を瞑るしかない。よって事件は永遠に「深い闇」なのである。

(つづくかも)
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相模原死刑判決/深い闇は残されたままだ
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 相模原市の知的障害者「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件の裁判員裁判で、元職員の植松聖被告に横浜地裁は死刑判決を言い渡した。

 「重度障害者は周囲を不幸にする」との身勝手な動機で、無抵抗の人たちに一方的にやいばを向けた犯行である。亡くなった入所者は19人に上り、事件は大きな衝撃をもたらした。

 遺族や関係者は今も苦しみや憤りを抱えている。求刑通りの極刑は、事件の重大性を考慮し、厳罰を求める被害者らの心情を踏まえた結果だろう。

 ただ、30歳の若い元職員がなぜ極端な差別意識を持つようになったのか。常軌を逸した犯行に及んだのはなぜか。

 1月の初公判以降わずか16回の法廷では、動機や背景の解明がほとんどなされなかった。深い「闇」は残されたままだ。

 被告は控訴しない意向を示している。このままでは教訓を共有することが困難になる。

 弁護側は高裁で審理を続ける道を模索すべきではないか。

 被告は起訴内容を認め、法廷では「亡くなられた方に申し訳なく思う」などと謝罪した。

 一方で「殺した方が社会の役に立つと思った」などと述べ、犯行については反省の色を見せなかった。殺害を「安楽死」と正当化する考えも変えず、遺族の感情を逆なでした。

 被告は2016年7月の犯行の5カ月前に衆院議長公邸を訪れ、襲撃を示唆する手紙を渡そうとした。職場でも過激な発言を繰り返して警察に通報され、市が精神保健福祉法による措置入院を命じた経緯がある。

 このため裁判では責任能力の有無が争点となり、被告の成育歴などを掘り下げる点では刑事司法の限界を示した。行政や専門家による調査と検証も考える必要があるだろう。

 この事件では警察が被害者全員を匿名で発表し、裁判でも大半の実名が伏せられた。遺族らの傍聴席周辺を遮断した法廷の姿が、障害者に対する社会の偏見を浮き彫りにしたといえる。

 ネット上では被告に同調する書き込みも見られる。この事件を「特異な人格による犯行」とだけ捉えてはならない。差別の「芽」を摘み取る努力につなげてこそ、事件の教訓は生きる。

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∞ 心を天地に広げ、心が天地と合一する空の境地 ∞

~ 空小経・空に関する小さな経(チューラスンニャ・スッタ) 第一章 ~

あるとき、わたしはこのように聞いた。

ある日のこと、仏陀はサーヴァッティのミガーラマーター講堂にとどまっておられた。

そこに尊者アーナンダが訪れ、このように言った。

「世尊よ、以前ナガラカの町を訪れた時、仏陀は空にとどまっている、と説かれました。
これについて、更に詳しく教えて頂けますか。」

「アーナンダよ、昔にしても、今にしても、確かにわたしは空の境地にとどまっている。
アーナンダよ、汝に空について私は説こう。」

「たとえば、己の心を天空に広げていく。
そのとき、山が消え、川が消え、森が消えて、次第に心が空っぽになり、観念が消えていく。」

「そして、いよいよ心が天空と合一すると、そのときは心の中に天空の観念だけがあり、
それ以外について、あらゆる観念が空になる。」

「たとえば、己の心を大地に広げていく。
そのとき、山が消え、川が消え、森が消えて、次第に心が空っぽになり、観念が消えていく。」

「そして、いよいよ心が大地と合一すると、そのときは心の中に大地の観念だけがあり、
それ以外について、あらゆる観念が空になる。」

「すなわち、己の心をAに広げていくと、そのとき、Bが消え、Cが消え、Dが消えて、
次第に、心が空っぽになり、非Aが消えていく。」

「そして、いよいよ、心がAと合一すると、そのときは、心の中に、Aの観念だけがあり、
非Aが消えて、Aも消えて、すべてが空になる。」

 
第二章

「たとえば、己の心を空無辺処に広げる。
そのとき、山が消え、川が消え、森が消えて、次第に心が空っぽになり、観念が消えていく。」

「そして、いよいよ空無辺処に達すると、そのときは空無辺処、その観念だけがあり、
それ以外について、あらゆる観念が空になる。」

「たとえば、己の心を識無辺処に広げる。
そのとき、山が消え、川が消え、森が消えて、次第に心が空っぽになり、観念が消えていく。」

「そして、いよいよ識無辺処に達すると、そのときは識無辺処、その観念だけがあり、
それ以外について、あらゆる観念が空になる。」

「たとえば、己の心を無所有処に広げる。
そのとき、山が消え、川が消え、森が消えて、次第に心が空っぽになり、観念が消えていく。」

「そして、いよいよ無所有処に達すると、そのときは無所有処、その観念だけがあり、
それ以外について、あらゆる観念が空になる。」

「たとえば、己の心を非想非非想処に広げる。
そのとき、山が消え、川が消え、森が消えて、次第に心が空っぽになり、観念が消えていく。」

「そして、いよいよ、非想非非想処に至り、そのときは非想非非想処の観念だけがあり、
それ以外について、あらゆる観念が空になる。」

「たとえば、己の心が無相心三昧に至る。
そのとき、山が消え、川が消え、森が消えて、次第に心が空っぽになり、観念が消えていく。」

「そして、いよいよ、心が空と合一すると、そのときは心の中に空の観念だけがあり、
観念が消えて、空も消えて、すべてが空になる。」

これを聞いた、アーナンダは、歓喜し実践した。

見たくないものはみなくていいし見る必要もない。

操縦は一任して アクセルだけ管理すればいい。
曲がり角に来たら思いっきり踏み込む。

アレフに尊称「皇子」使用禁じる 麻原元死刑囚の長男訴訟

3/25(水) 16:41配信 共同通信

オウム真理教の教祖だった松本智津夫元死刑囚=執行時(63)、教祖名麻原彰晃=の長男(27)が、自身の誕生日を祝う宗教行事を拒否したのに強行されたとして、後継団体のアレフと幹部らに総額4千万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は25日、計100万円の支払いのほか、「皇子」といった尊称や、長男の写真の使用差し止めを命じた。

アレフ側は「信者が神々に長男の教団復帰を懇願しただけだ」と主張したが、森田浩美裁判長は「催事の強行で長男は神格化され利用されるとの不安感を抱いた。アレフと密接な関係にあるとの疑念を持たれ平穏な生活の障害になりかねない」と退けた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00000111-kyodonews-soci

輝かしい未来の為に頑張るってなんなんですかね....
そこに待つのは老いて、死へと近づいた自分自身という存在が
いるだけだというのに....

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