元オウム教団幹部 野田成人のブログ

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◆2003年10月29日
無知は幸福?マトリックス考察と解説 -ストーリーの謎解釈 No.14

 ネオはモーフィアスに導かれて、マトリックスから目覚めた後、これまでコンピュータに囚われて夢を見ていただけだという真実を説明され、気が狂わんばかりのショックを受けます。
 個人的にはマトリックスの見所は、前半部のここまでの場面が殆ど全てでした(マトリックス考察1の台詞も全てその場面から取っています)。
 といいますのもこの「現実」と思いこんでいた世界から目覚めた、という体験が私にもあり、それはネオが経験したような気が狂わんばかりのショックを伴うものだったからです。まさに、“狂うか悟るか”というこの体験は、容易にできるものではありません。しかしマトリックスの中で普通に生活していたネオが、真実を目の当たりにした時に体験したショックとは類似性があり、本当にそのあたりもシンクロしていて、修行上非常に示唆的な映画です。


 目覚めた後は、仮想現実でのカンフーの訓練や「マトリクス」の世界に侵入し直した場面での戦いなどがあり、アクション映画の要素もかなり強いです。ネオやモーフィアスがピンチに追い込まれる緊迫した場面もあるのですが、その辺はあまり面白くなく、「ああ、どうせピンチでも最後は勝つんでしょ?たまには正義の味方も負けろよなぁ~」などと、昔「マジンガーZ」や「仮面ライダー」などを見ていた頃の感情が出てきました。

 ただいくつか宗教的示唆を与える所がありましたので、以下にピックアップします。

●「無知は幸福」

 ストーリーの途中で、ネオの仲間の一人サイファーが、現実世界でのコンピュータとの戦いに疲れ、裏切りを計画します。そしてコンピュータ側に寝返り、記憶を消してもらったうえで、人間が囚われて夢を見させられている”工場”に戻してもらうことを条件に、エージェントスミスと取引を企てます。
 現実世界で毎日おかゆのようなベチャベチャの飯にウンザリしていたサイファーは、「マトリックス」の中の高級レストランで、コンピュータの手先であるエージェントスミスから接待を受け、肉料理を堪能しながらつぶやくのです。


「ここにステーキは存在してない。俺が口にほうりこんだらマトリックスが脳に伝えるだけだ。ジューシーでうまいってね。(マトリックスを抜け出して)9年を過ぎて、どう思ったか……(ステーキを口に運びながら)無知は幸福……」


 この言葉は身につまされる言葉です。
 といいますのも、マトリックス=煩悩に囚われた牢獄=現世的生活。マトリックスからの解放=煩悩滅尽の修行、という図式で考えると、私も、このホームページをご覧になっていらっしゃる方も、程度の差こそあれ抱いたことがある感情なのではないでしょうか?

 今が幸せならばいい、未来のために辛い修行をするより今さえよければ……という感情、これを無知といいますが、それは、今修行を続けている会員や出家修行者も、時折囚われてしまう思考です。
 このホームページをご覧のみなさんの中にも、「ああ、ここの修行は本物かもしれないけど、本当にやり出したら煩悩捨断するのも大変そうだから、まあホームページを覗くくらいで、後は知らないふりしていようか……」とお考えの方もいらっしゃるのでは?

 なおかつ、この裏切り者サイファーが、エージェントに「記憶を消してくれ」という注文をつけるわけですが、それもよく分かります。輪廻転生の真実なんて知らなければ、普通に暮らせたのに……と思い悩んで、カウンセリングにかかる脱会信者も少なくありません。「ひょっとしたら輪廻転生はあるかもしれないけど、考えると苦しいから考えたくない、忘れたい……」と意図的に無知に陥りたくなる気持ちもよく分かります。

 もし本当に来世がない、死んで全てが終わりだとするならば、修行する意味はあまりないと考えることもできます。しかし、来世があるとするならば、その真実に目を向けず修行しないということは、大変恐ろしい結果を招くことになります。
 もちろん、来世をどう考えるかは皆さん方次第ですが、採った選択肢は否応なしに皆さん方自身に降りかかってきますので、無知によって問題を放置するリスクは甚大だと言わざるを得ません。

「そんなに重大な問題なのか……? ますます考えたくないなぁ……」と考えてしまうかも知れません。いえ、輪廻転生という大きな枠組みに限らなくても、もっと皆さんの身近な生活の中でも、この(意図的な)無知が大変な結果を招いてしまう事例はよくあるはずです。

 例えば、4回目で紹介した、援助交際で身の破滅を招いた例などは、彼女がその場しのぎの思考ではなく真面目に考えていたならば、タダでは済まない、とんでもない事態を招くかも知れないと容易に想像できたはずです。
 同様に、今の窮状から一時的に逃れたいがために、収入のあてもなく安易にサラ金に手を出し、返済のために自転車操業的に借金を繰り返した結果、サラ金地獄に追いやられる多重債務者も少なくないのでは。

 無知に陥らず、真剣に現実を見つめて対処するならば、これらの苦しみは回避可能なはずです。皆さんも、まずは身近な問題についての無知を取り除き、勇気を持って現実に立ち向かう努力をして頂きたいと思います。そしてひいては人生全体と死の問題についても……。


◎付録:映画を見た人のためのつっこみコメント
◎付録:上級者向けコメント「エージェント スミス」
(映画を見てないとわかりにくいかも知れませんが……)


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◎付録:映画を見た人のためのつっこみコメント

 ところで(映画を見た人しか分からない話で申し訳ないのですが)、このサイファーがエージェントスミスと密会している場面ですが、通常はオペレーターがマトリックス内の出来事を監視しているのですが、この時は何をしていたんだろうという議論が、あちこちの掲示板でなされています。

 さらに私が不思議に思うのは、現実の世界でのべちゃべちゃのまずい飯にウンザリして、マトリックス内でジューシーな肉を食らうのがいいとサイファーは考えたようですが、だったらなぜ、訓練プログラムの仮想空間でたらふく食べないんだろうか、ということです。全ての謎を解き明かすという完結編では、この謎にも答えてくれるのだろうか……。


◎付録:上級者向けコメント「エージェント スミス」
(映画を見てないとわかりにくいかも知れませんが……)

 囚われの身の人類は、仮想現実「マトリックス」の中で共有の夢を経験し続けるわけですが、そこではエージェントという存在が、コンピュータの手先としてネオたちに立ち向かってきます。エージェントは人間ではなく、コンピュータが作り出したプログラムで、超人的な能力を有し、いったん死んでもすぐにまた別の人に乗り移ることができます。

 コンピュータの生み出したものという意味では、人間ではありません。人間であるかのように振る舞っているが、実はそこに実体はない仮想の存在です(もちろん、もともと人工知能が人類に戦いを挑むという前提で、人間と同じ意志を有するものとしてコンピュータが捉えられており、また「マトリックスリローデッド」では、エージェントの一人スミスがそのコンピュータの制御からも離れて、独自の意志を有して動き出すという展開になっているので、人間の意識とどう違うのかといわれると困りますが、これはまた別の回で触れます)。

 普通、人間は、「目の前にした相手も人間の意識を有し、自分とある程度同じように思考している実体のある人間だろう」という前提で判断します。
 しかし、本当に実体のある人間かどうかは、確かめようがありませんし、同じ人間同士でも同じような思考をしているかどうかは、過去の経験の構成の違いから必ずしもそうとは言えません。

 にもかかわらず、自分の思考で相手がどう考えているか推論することによって、人はしばしば被害妄想に陥ります。典型的な例として、あの池田小学校の児童8人を殺人した宅間守死刑囚が、「周りの全てが自分を痛めつけている……」と錯覚したように。

 その錯覚を解き放つ思考として、「目の前の対象には実体がない、身の回りの全ての現象は自分の心の現れである」と考える訓練が、仏教のマハームドラーの教えにはあります。

 また、“カルマヨーガ”の考え方では、いろんな現象は、宇宙を支配する神が、自分にいろんな経験を与えて精神的進化をさせるために、使いを送ってきているのだと考えます。もちろんそれは、場合によっては“悪魔の御使い”として、煩悩の誘惑を与えるものかも知れませんが。
 そうすると身辺の対象については、神(もしくは悪魔)の創造した「マトリックス」システムの単なるエージェントにすぎず、そこに実体はない、と考えることもできるわけです。

 これは難解な内容なので、後々の数回の連載で詳細に触れますが、伏線として押さえておいてください。

(つづく)

コメント


宅間

 >にもかかわらず、自分の思考で相手がどう考えているか推論することによって、人はしばしば被害妄想に陥ります。典型的な例として、あの池田小学校の児童8人を殺人した宅間守死刑囚が、「周りの全てが自分を痛めつけている……」と錯覚したように。

被害妄想じゃなく、現実に行われていたことです。

http://antigangstalking.join-us.jp/

現実だと思っていた世界から目覚めた時、気が狂いそうになるほどのショックをうけたそうですが、そんなに目覚めた後の真の世界はひどい所だったのですか

いやひどかったわけではありません。これは経験ですんでそれ以上はなんとも。。。

年数億

>年数億
ってのは数人で年数億ってこと。アレフとは会計別にしてるんでしょ。

年数億だったら、財施部なんて、必要ないじゃないですか。サマナだって外に働きに行きたくはないでしょう。カルマを受けた、とか、調子をくずした、とか、よく言ってますよね。
また、管理の面からも問題があると思います。稼いだお金を全額お布施しないで、煩悩に使ってしまうこともあると思います。
従って、数人で年数億とは、信じられませんね。

わかりませんか?賠償したくないから隠してるんでしょう。

かなり嵌ってますね

とても示唆的な映画ですよね

あの~~~っ

地母神ってあるなと思ったことないですか?
> 実はそこに実体はない仮想の存在です

これが現実に今此処で経験させて頂いている出来事が単に実体がなく、すべての意識の総体(これを一般に神とか仏と呼ぶようです)が行わしている虚妄の演劇であると感知出来るか?出来なきないか?
によって、生き方そのものが180度異なった生き方になるであろう。

例えば、個我が意図したことを現実化したいと云うふうに思うのは、さて、どのような未来の果報となり得るのかと考えることそのものになってしまうことと同じことでしょう。

ところが、この意思の現実化そのものが疑問視される世界の話ですから、難しいよね。


> もちろんそれは、場合によっては“悪魔の御使い”として、煩悩の誘惑を与えるものかも知れません。

マトリックス的感性で感受する場合、「悪魔」の誘いも神聖な「神」の誘いも本質的に同じ源泉からくる誘惑だと思います。

それが個々人に必要な経験であるなら現象化さすのがマトリックス的な意志であると受け止めない限り、現象の理不尽・必然性・寛容性は理解不能だと感じることらがあり、しかも完全には納得出来ない未熟者ですから、そのように受け止めるように、日々頑張っているところです。

このような考え方に至り得るのには、とても参考になり且つ示唆的な創作映画だと思います。


年数億

>わかりませんか?賠償したくないから隠してるんでしょう。

二重帳簿をつけて、隠しているということでしょう。
しかし、そんな事が発覚したら、教団の松本家に対する
資金援助どころじゃなく、大問題になると思いますよ。
管財人も教団の経済状況を見て、賠償金支払額を
決定しているのだから、実は数億円お金隠してました、
と分かったら、管財人、被害者、世間一般の袋叩きに
あいます。
そもそも年数億円隠しているという根拠はなんですか?
あと、どうやって大金を稼いでいるのですか?
裏金は誰が管理してるんですか?
税務署に申告はしてるんですか?
申告してないと脱税だし、申告してたら
財産隠匿がばれてしまうでしょう。
また、マスコミがその事実を報道しない点
についても疑問があります。マスコミどころか、
ネットでもそんな情報流れてませんね。
何故なんですか?

上手くやってるんでしょ。

桃源クリーム

事件のような、些細な商売でもボロを出して、お縄になる集団ですよ。上手くやれるはずが、ないじゃないですか?

工作員?

一生懸命熱く否定してる方がいますね。

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