拡大オウム総括3
「災害級」と気象庁が会見した暑さ、流石にエアコン無しでは厳しかった(けど頑張った)。7月末になって少し落ち着いたけど、また8月には…。
ところでツィッターでも書いたけど、リツイートが多かったんで書いておく。31年前上祐が独房修行してた時の話。
「休憩で外に出て、『ああ、ここは涼しいなぁ~』と思って温度計をみたら37度だった。独房の中はどんだけ暑かったのか」
まあオウムではそれだけ厳しい修行してたってことです。
37度は涼しい (by 上祐)
24時間蓮華座極限修行の足の痛みに比べたら、まだマシ。だからと言って、楽ってことはないけど、相対的に厳しさに耐える訓練してたら、どういう状況にも耐えうるわけで。逆に甘い環境に慣れていたら、ちょっと厳しくなると辛いでしょうね。
災害級暑さにしろ、その前の水害にしろ、個人的には地球というかガイアからの警鐘だと考える。環境破壊を当然のように考える人類への警告というか。
そういう風に考えれば、人が死んだ事についても、受け止め方が違うわけだけど。現実には、小学生が課外事業で死んだってことで、
「この酷暑で学校にエアコンがないのは酷い。行政は何してるんだ!」
「エアコンつけなきゃ可哀想だろ。」
「職員室はエアコンつけてて、子供の事を考えないのか。」
となる。これが世の中の正義・正論であり、皆、何の悪意もなく、むしろ善意でそのように考え、発言する。
しかしみんながエアコンつけるとどうなるのか?
例えばCO2排出による温暖化の影響ってのはあるだろうし、現実にエアコン排熱によるヒートアイランド現象ってのは実際に気温上昇に影響がある。
インドや中国、更には70億人がエアコン稼働させるとどうなるのか?それが気候変動にもたらす影響は更に大きくなるだろう。よくよく考えればそうなるんだけど、それでも
「エアコン無いと死ぬ、エアコンつけてやれ」
となる。予算がないにも関わらず、である。これも現代文明が行きついた解消不能な矛盾の一つである。
この矛盾は、何度か拙ブログでも例に挙げたが、院内感染に似ている。
院内感染とは、抗生物質が効かない薬剤耐性菌の問題である。病気の原因となっている病原菌を殺すために抗生物質を多用する。それでほとんどの菌は死滅するが、その内抗生物質が効かない薬剤耐性菌が発生するようになった。薬剤耐性菌を殺せるような強い抗生物質も開発されたが、現段階ではこれ以上強い抗生物質を使うと、人間自体も死んでしまうレベルになってしまった。結果、病院内では薬剤耐性菌が多く、患者が生命の危機にさらされる確率も高くなった。
院内感染は、抗生物質や消毒薬を多用した結果であり、これも解消不能な矛盾である。エアコン、ヒートアイランド現象、CO2排出温暖化も同じ。
だからと言って、今更一人小生がエアコンつけない事で、事態が変わることはない。エアコンの代わりに扇風機は回すから、文化的生活からの完全脱却にはならない。けど、小生は耐える訓練としてやっている。
より快適なもの、より安全なものを追求した結果、不快で危険な状況を招きよせてしまった。これは宇宙の構成原理が、空とかタオとか言われるものである以上、人間が抗うことなど不可能。
それでも人間は、ひたすら欲望を満たす為の活動を続ける。この流れは変わりようがない。では、それはどこまでも可能なものなのか?
人類が地上に登場して100万年とも700万年とも言われる。そこから人類は、ひたすら右肩上がりに文明を発展させてきたのか?株価で言えば、最高値更新みたいなものだな。右肩上がり経済の青天井。今人類は、そのような文明の最高潮を経験しつつあるのか?地球が滅亡するまで50億年。現代文明は様々な矛盾をはらんだまま、この先何千年・何万年と文明の最高値更新をし続けることができるのか?
「そうだ」と考えるのは、人間の傲慢さに他ならない。
あくまで仮説に過ぎないが、人類は何度か高度な文明の構築と自滅を繰り返して来た。その周期を12800年と小生は考える。
そもそもこの宇宙に、人間、いや生物が生存できる環境は、未だに地球以外に発見されていない。宇宙平均温度は、全てが凍り付くマイナス270度。その宇宙で、大気や温度条件など、生物生存に適した環境が存在するのは奇跡的である。これはガイア(地球)の人類に対する愛なのではないか、と小生は考える。
しかし人類は、自然破壊・環境破壊を省みず、経済優先に考える。それが現代社会での正義・正論であり、ほぼ全ての人が「何の疑問もなく」「何の悪意もなく」「むしろ善意で」、
「エアコンつけろ」
と言っている。
ここでエアコンは、あくまで例に過ぎない。自らの存在が全てであるかのような人類の振る舞い、自然を省みず、人間の欲望を満たすための経済至上主義、これが問題なのである。
これはハンナ・アーレントがアイヒマン裁判を通じて経験した「凡庸なる悪」よりも自覚・知覚し難い。空気があらゆる場所に浸透するがごとく、社会に普遍的に存在する考え方である。小生がオウムで経験した「疑問も悪意もない正義」どころではない、生まれた時から当たり前のように存在していた正義。
欲望に狂った人類の流れを変えることは出来ない。変えようとする試み自体が無謀なものとなる。小生は、オウム事件後の教団運営で身をもってそれを体験した。現代社会の普遍的正義よりも、オウムの異常性は事件後際立っていた筈だが、正義という思考に染まった人間は変わりようがない。だから結論としては、
流れを加速して差し上げてさっさと自滅して頂く
それが次善の策だと考える。その為に、自滅への大きな起爆剤になりそうな国債残高を増やしながら、困った人の生活保護支援をやっている。
あ、あとこれはあくまで仮説ですからね。外れた時どうなるのか、も考えながらやっている。後先考えずに突っ込んだのがオウム事件。外れた時は、単に生活保護住宅扶助費で小生の資産が拡大するだけ。
コメント
その説明、直接聞いたことないです。
モーツァルトとベートヴェンとかもあります。
「真我は本来一つで、魂は鏡に映った存在」とか言えば、理論上同時代に何人でも可能なわけだけど、ご存知の方、情報お願いします。
シヴァ・サンヒター (シヴァ神説ヨーガ経典)
第一章 宇宙観
1・1
唯一の、永遠にして、始めも終わりもない智が存在する。
その他には、真実なる実体は一つも無い。
この世に存在する雑多な現象は感覚器官という限定的附加条件によって
かの唯一なる智から顕現してものに他ならない。
1・34~35
われは知性の働きを刺激して、善悪の道へ向かわせるものである。
動くものも動かないものも、すべてのものがわれから展開する。
万物はわれの内から現れ、そしてわれの内に消え去る。
われは万物と分かれて存在せず、一物としてわれを離れては存在しない。
1・36~37
水を満たした無数の皿の中には唯一の光体(太陽)の無数の影が見られるが
その間には何らの差別も見られない。
無数という数は皿という個別化の条件に基づいて成立する。
この巨大な数が唯一の太陽について成立するように、唯一のアートマンについての個我の無限数が成立するのである。
~ 出典 「続・ヨーガ根本経典」より ~
物質のすべては光
「 物質のすべては光―現代物理学が明かす、力と質量の起源 」
フランク・ウィルチェック (著) 吉田 三知世 (翻訳)
磁力や重力を思い出せばわかるとおり、物体のあいだに働く力はふつう、互いに離れるほど弱くなる。
離れるほど引きあう力が強くなる、そんな作用を考えるなんて馬鹿げていると皆は言ったが、その「漸近的自由性」を実際に見つけた本書の著者は素粒子物理学を大きく前進させることとなった。
素粒子物理学の最先端では、常識を超えた考え方が往々にして現実化する。
その世界の第一人者であるウィルチェック博士が、物質の質量の起源などホットかつ根源的な話題をさまざまに盛り込んで語る本書を読むことは、理論物理学者の天才的な発想を垣間見つつ、宇宙のもっとも基礎的な階層の秘密に分け入ることにほかならない。
彼が開いてみせるめくるめくヴィジョンは、「否定されたはずのエーテルに満たされ、物質と光の区別のない宇宙」だ……
2004年度のノーベル物理学賞をはじめとしてさまざまな賞に輝く理論物理学者が、大胆かつユーモラスに先端科学を説く。
内容(「BOOK」データベースより)
ノーベル賞物理学者が大胆かつ軽やかに綴る素粒子物理学によるエキゾチックな世界像。
https://www.amazon.co.jp/%E7%89%A9%E8%B3%AA%E3%81%AE%E3%81%99%E3%81%B9%E3%81%A6%E3%81%AF%E5%85%89%E2%80%95%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6%E3%81%8C%E6%98%8E%E3%81%8B%E3%81%99%E3%80%81%E5%8A%9B%E3%81%A8%E8%B3%AA%E9%87%8F%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF/dp/4152090979
アーナンダよ、タターガタは三千大世界を光で満たす。あるいは望むだけ。
「私の心の解脱は不動である。
~ 仏陀の言葉 初転法輪より ~ 」
「私の心は五蘊を超えていて、完全に自由である。
~ 仏陀の言葉 原始仏典より ~ 」
「私の心は無辺に広がっている。
~ 仏陀の言葉 原始仏典より ~ 」
「心が解脱した者は自己の本質を知ろうと思えば、知ることができる。
~ 仏陀の言葉 原始仏典より ~ 」
「アートマンは心臓の内部の光である。
このアートマンはブラフマンであり、光そのものである。
~ 宇宙の本質ブラフマンと自己の本質アートマンは同一であるという梵我一如を説いたヤージュニャヴァルキヤの言葉 ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッドより ~」
「わたしは内側に光を燃焼させる。
永遠の火を灯し
常に心を静かに集中していて
わたしは清浄行を実践する。
心臓は光の場所である。
よく自己を整えた人が人間の光である。
真実と法と自制と清浄行
これは中道によるものであり、ブラフマンを体得することである。
~ 仏陀の言葉 原始仏典サンユッタ・ニカーヤより ~ 」
「修行者たちよ、「苦しみの滅尽に至る道を修習した」と、私にはかつて聞いたことのない法則において眼が生じ、精通が生じ、智慧が生じ、明知が生じ、光が生じた。
~中略~
世尊が法輪を回転させなさったとき、神々は声を発した。
「世尊はバーラナシーのイシパタナ・ミガダーヤにおいて、無上の法輪を回転させなさった。
これは沙門、婆羅門、天、魔、梵天、世界中の誰によっても反転させることはできない。」
~中略~
そして、無量で巨大な光が天の神々の威力を超えて世界に現れた。
~ 初転法輪より ~ 」
「懸命に修行しているバラモンに
もしすべての法が明らかになれば
彼を魔を打ち破って端然としていることができる。
あたかも、太陽が宇宙全体を照らしているかのように。
~ 成道した直後、十二縁起の法を確認している仏陀の言葉 原始仏典より ~ 」
「修行者たちよ、「修行者が広大無辺な心によって、光り輝く心を修習する」というのは何であろうか。
修行者たちよ、ここに修行者がいて、光明の状態をよく保ち、一日中光明の状態を完全に保っている。
修行者たちよ、このような状態を「修行者が広大無辺な心によって、光り輝く心を修習する」というのである。
~ 仏陀の言葉 「神足相応」より ~ 」
「アーナンダよ、タターガタ(如来・真理到達者)は三千大世界(十億世界)を光で満たす。 あるいは望むだけ。
~ 仏陀の言葉 原始仏典より ~
※太陽と月が照らす範囲が一世界
一世界の千倍の世界が小千世界
小千世界の千倍の世界が中二千世界・百万世界
中千世界の千倍の世界が三千大世界・十億世界 」
世尊は無上の法輪を回転させなさった。そして、無量で巨大な光が現れた
心を集中し続けることによって
心に宇宙全体から光が集中し続け
心の東回り回転が加速され続け
心が宇宙全体に光を広げ続ける様子を描写したCGがあります。
初転法輪の中では
「世尊は無上の法輪を回転させなさった。
そして、無量で巨大な光が現れた」
と描写されています。
初転法輪の中では三転十二行相の部分で
「光が生じた」という言葉が十二回出てきます。
「 初転法輪 」
http://manikana.la.coocan.jp/canon/tathagata.html
以下の動画の8分20秒以降に法輪の回転が一気に加速され
遠心力で法輪が一気に水平方向に広がる様子が描写されています。
心を中心として
宇宙全体から光を受け取りながら
東回りに勢いよく回転し
宇宙全体に光を放っている光の輪が法輪です。
https://www.youtube.com/watch?v=XyUOgHVsDiY
自分から見て、右回りに回転しているものを見ると
その右回り回転が自分の心に東回り回転として伝わり
法輪の東回り回転が加速され
心が発する光が強くなります。
https://www.youtube.com/watch?v=uVGVd6yUmFg
仏陀の周りを弟子たちが右回りに歩く右繞の礼を行ったのは
仏陀と弟子たちの法輪の東回り回転を加速させ合い
仏陀と弟子たちの心を輝かせ合うためです。
仏像や仏塔の周りを右回りに歩く右繞の礼は現在まで行われています。
https://www.youtube.com/watch?v=MnhWMmcihGw
チベット仏教ではマニ車を右回りに回す実践が行われています。
https://www.youtube.com/watch?v=Ch6YjPAZRlQ
https://www.youtube.com/watch?v=_11WgJ08tX4
メモ
8/2(木) 22:15配信 読売新聞
鹿児島大病院(鹿児島市)の入院患者ら15人から、複数の抗菌薬(抗生物質)が効かない多剤耐性の細菌アシネトバクターや類似菌が検出され、うち8人が死亡していたことが鹿児島県への取材で分かった。同病院は3日、記者会見して詳細を発表する。
県によると、同病院の患者ら5人から多剤耐性アシネトバクターが検出され、別の患者ら10人からは類似の菌が検出された。
入院患者ら抵抗力が弱い人が多剤耐性アシネトバクターに感染すると、肺炎や敗血症など重篤な感染症を引き起こす恐れがある。
多剤耐性アシネトバクターによる院内感染は、2008年10月~09年1月に福岡大病院(福岡市)で発生。入院患者26人が感染し、因果関係は不明だが、4人が死亡した。09年8月以降、帝京大病院(東京都)でも60人が感染し、35人が死亡した。
金魚飼育
じゃあ日本人は世界一“受ける”国民、例えば韓国や中国が日本に怒りや憎しみをぶつけては日本人がひたすらそれを受け続けて、ついにストレスの限界にきておかしくなってきていると思うのです。
これに似ているのが、魚座の性質である“自己犠牲”の精神を実践しまくって最後にストレスパンパンになって頭がおかしくなって暴走してぶっ壊れたオウム真理教のプロセスと凄く似ている気がします。
つまり、今の日本の災害の類いも、日本人が周辺国や世界のカルマを背負った結果として起こっているんじゃないかな、と。そんな気がしています。
野田さんには、どうでも良いかもしれませんが、あの当時どう説明したのか
気になるのですが、 徳川家光 (1604年)7月17日 1651年 6月8日
ダライ・ラマ5世(1617年 - 1682年)思いきり生きていた期間がダブるんですが
麻原は、なんて説明してました?