解体
いや~、3月20日は大変だったなあ~
東京・霞ヶ関で毒ガス散布
ってよりは大変じゃないけど
何やるにしても、人間初体験ってのはそれなりに緊張するよね
ただ他の課題に比べたら
解体って、単にぶっ壊すだけだから
それだけだったら大したことないだろう、と思ってた。
問題になるのは、
①ユンボ他重機の手配
②解体で出るゴミ(産業廃棄物)の処理
ユンボの手配は、経験者がいたから助かった、これは後述。
ゴミの処分だけど、一応ワシもゴミ屋さんというか不用品回収業者でバイトしてたこともあったから
適当に処分業者に持って行くというか、そういう風に安易に考えてた
例えば紙ゴミとか金属ゴミ
ちゃんと仕分けして持って行くと、お金くれるからね
面倒くさいゴミは、家庭用ごみに混ぜ混ぜして、ゴミの日に捨てたりとか
しかし解体で出るゴミの量って、その比じゃない
ゴミをちょっとずつ出すにも、ゴミ保管場所が問題になるし、そんなの無理
とにかく量が多いから、解体した木材は処分業者に持ち込むしかない
そんで処分業者に電話してみた
小生「すいません、家を解体して出た木材を持ち込みたいんですが、処分費用はどれくらいですか?」
業者「kg当たり10円です。」
(お、結構安いじゃん)
小生「分かりました、それはすぐその日に持ち込んで現金でお支払いすれば宜しいでしょうか?」
業者「え~と、ウチと取引されたことはございますか?」
小生「ないです。」
業者「取引がある所じゃないと受けられないんですよ…」
まずここで壁にぶち当たる
別の業者に電話しても
小生「解体で出た木材を持ち込みたいのですが…」
業者「どちらの業者様ですか?」
小生「個人で自分で解体するんですが…」
業者「ウチは個人とは取引できないんですよ。」
なんでも「契約を交わした会社」としか取引できないんだとか
ここでも撃沈
壁って言うのは、いわゆる業界の壁みたいなもんですな
それは部外者排除して業界内で利益を囲い込むための壁であったり
監督官庁が利権維持のために作った壁であったりするんだけど
しょうがないんで一旦転進して前のゴミ屋の社長に聞いてみることにした
「ウチが取引してたT産業なら個人でも取ってくれるよと思うよ」
とのこと、但し単価は
「kg40円は取られると思う」
いきなり4倍かよ
これだと2tトラックで10万近くとられる計算になる
もう少し調べると、解体業者でゴミの処分も引き受ける所があるのが分かった
トラック単位で
「一台5万円」
これでようやく半分
今のご時世、とにかく金さえ出せば、何でもやってもらえる
しかし如何に金を使わず自分でやり遂げられるか
業者使った方が安いなら意味がないわけで
「最悪トラック一台5万の業者を使えばいいか…」
と思っていたところ、次のような事実が…
(つづく)
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