宗永寺2
宗永寺に関する一つ前の記事は、昨年に書いたものだ。今年になって、宗永寺が行政処分を受けたという報道があった。
問題点を繰り返すと
①保護費全額を袋ごと回収し
②本人が逃げ出さないように管理する
③天引きされる金額の割には提供されるサービスが劣悪
ということである。
このような全額回収する劣悪サービスの施設は、首都圏に数多くある。以下は数年前のニュースだが、7分ごろに宇都宮弁護士と元派遣村村長の湯浅氏も登場する。
先の記事にも書いたが、小生も岩槻区役所で保護費支給日にお金を回収している。派遣村で一緒になった弁護士と顔を合わせたこともある。最近は嫌がらせが少なくなったが、拙ブログで小生を「貧困ビジネス」と非難する旨投稿を繰り返す人もいた。もし小生が非難されるべき行為を行っているとしたら、マスコミにしろ弁護士にしろ、真っ先に小生を攻撃するだろう。何しろ「元オウム」という格好の攻撃対象だからである。そもそも「貧困ビジネス」と非難されるべきお金で賠償をすること自体、宇都宮弁護士が黙っていないだろう(宇都宮弁護士はオウム真理教犯罪被害者支援機構の理事長である)。
宗永寺がやっているサービスが、劣っていることは間違いない(少なくとも小生のサービスよりは)。しかし彼らに言わせれば
「もっとひどい所は沢山ある」
「路上で生活するよりはマシ」
とのこと。
小生は、宗永寺が素晴らしいことをやっているとも思わないし、弁護士を攻撃する意図もない。しかしながら、宗永寺含め同様の施設が、袋毎取り上げた上で金銭管理する事情もよく分かる。敢えてその部分に触れてみたい。
拙ブログに一通り目を通された方ならお分かりだろうが、お金の管理が出来ない人達が存在するのである。お金の管理が出来ない理由はいくつかある。主なものは以下の通り。
①パチンコ等のギャンブル
②お酒
③単純に無駄遣いが多い
まず①について。小生の物件にも、ギャンブル依存症は数人存在する。パチンコ依存症が多いのだが、お金があると、ほぼ全てをパチンコかスロットにつぎ込んでしまう。パチスロで大当たりしている時は、ドーパミン等の脳内麻薬が出ていると思われる。その快感に嵌って抜けられないのであろう。例えば「紹介料」シリーズで登場するFさんは、まさにこのパターンだ。
②のパターンは、とにかくお金があればあるだけ酒を飲んだくれる。小生の店子では、渡歩氏がそれに当たる。支給日直後に泥酔し、警察に保護された上でパトカーで帰ってくること数回。お金が無くなれば、ぶっ倒れて救急車を呼んでもらい入院。月半ばに保護費が無くなっても、入院すれば病院食にありつける。彼はそれを知っているのだ。パトカーや救急車を無料タクシー代わりに使っているとしか思えない。
③の場合は、ギャンブルやお酒の依存症というわけではないが、やはり色んなことに浪費が多い。結果として月末までお金が持たなくなる。「盗み」シリーズのHさんなどが、このパターンに当たる(が、最近はかなりマシになってきた)。
ではこれらのパターンについて、小生はどのように対応しているのか。最初から管理はしないが、足りなくなった時点でお金を貸すわけである。例えば2月20日にお金が無くなったとしたら、次の支給日まで1万円とか。その上で3月の支給日にお金を回収する。結果的には、最初からお金を管理するのと、一か月分だけ後ろにずれただけである。
お金を貸す場合、次の支給日にお金をもらって返済しないまま逃げられたら、丸損である。小生は出来るだけ保護対象者との信頼関係を築きながらやっているが、それでも逃げられたケースはいくつか存在する。同じことを無料定額宿泊所にやらせようとしても、多分無理だろう。よって彼らは、最初から全部取り上げた上で、管理するわけだ。
(つづく)
貧困ビジネスであろうが、
ビジネスの本質は悩みを解決することで、
宗教と一緒ですよね。
だからこの場合、
宗永寺さん、野田さん、悩んでいる人の悩みを解決してくれて、
ありがとう。って、私は言います。
また、
>①パチンコ等のギャンブル
>②お酒
>③単純に無駄遣いが多い
→悩み解決に、お金を使って(回して)くれて、
ありがとう。って私は言います。
悩みを抱えているのに、将来が不安だからといって、
貯金して、お金をビジネスや宗教に使わない(回さない)人より、
100万倍ましとおもいますが・・・。
申し遅れました。
わたくし、脱サラ後、証林寺を開山した、
開祖(教祖)の村作と申します。
といっても、現在信者は開祖の私のみですが・・・。(笑)
証林寺へのお問い合わせはLINE@までお願いします。
@uiw6589d
https://homson.amebaownd.com