元オウム教団幹部 野田成人のブログ

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オキシトシンに関する書籍「経済は競争では繁栄しない」を読んだ。英文和訳なので、表現や言い回しが分かりづらい所があるが、内容的には興味深い。

中でも特に目を引いたのが、パプアニューギニアの部族に関する記述である。著者ポール・ザック氏は、踊りの儀式前後でオキシトシン分泌がどう変化するのかを調査した。オキシトシンがもたらす愛と共感が、無数の社会の違いを埋めるものだと主張する。

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彼らほど親しみやすくて楽しい人々には接したことがなかった。なにせ彼らは生活に必要なものを手に入れるには、1日1時間ばかり働けばよく、あとはひたすら社交に勤しむ(血液を分析すると、ストレスホルモンの値は、ほとんど意識がない人間の値と変わらなかった)。とはいえ、驚くほど勤勉にも思いやり深くもなれる。しょっちゅう降ってくる雨から発電機と電気設備を守るために、彼らに頼んで小屋を作ってもらった時には、柱の一本一本をシダと紫の花で飾ってくれた。
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「衛生施設はただの溝で、手を洗う石鹸も水もなく、手をふく葉があればまだまし」で、泥の中をはだしで歩く彼らの生活は、日本で言えば縄文時代のそれに近いかも知れない。彼らの原始生活は、オキシトシンがもたらす幸福感に満ち溢れ、現代日本社会のストレスとは全く無縁である。

小生は、現代社会が抱えるほぼ全ての問題は、女性原理に対する男性原理の偏りで全て解き明かせる筈だ、と考えてきた。諸問題の中で明確に因果関係を証明しづらい、と思われた問題が、介護・医療の問題である。

しかしながら原始社会の「意識がない人間の値と変わらない」ストレスレベルでは、恐らく現代問題になっているような(終末医療等の)問題は起こらないだろうと推測できる。オキシトシン自体がストレスを軽減する効果を持つ他、心機能を強化したり血圧の上昇を抑える働きがある。パプアニューギニア部族の死因を調べてみたいものだ。

男性原理を緊張の交感神経、女性原理を弛緩の副交感神経と分類するならば、オキシトシンは女性原理のホルモンであり、ストレス反応で放出されるコルチゾールやアドレナリンは男性原理のホルモンと言える。

一神教の男性原理は、自然と対立や人種間の闘争など様々なストレスを克服しながら文明を発展させてきた。道路・港湾・上下水道・送電網・通信網など物理的な社会インフラ、銀行制度や金融機関などの経済インフラ、あるいはそれら全てを生み出す背景思想、資本主義、民主主義という近代思想、これらを構築し維持してきたのは、男性原理であるとも言える。

その男性原理は、人々に緊張を強いらせストレスを増大させる。バベルの塔のごとく巨大で統一された現代文明は、それを維持するために人々に緊張を強いる。余りにも巨大になり過ぎたが故に、人々は過度に強いられた緊張に耐えられなくなっている。過度のストレスは、個々の人間の心身を破壊しつつある。

現代文明を維持するための縛り・ストレスを、我々は当然のものとして受け止めている。安全・安心・便利・快適なサービスを維持するためには、企業と労働者の努力が不可欠である、と。その努力が、人類を進歩させるものであり、文明をかつてない最高レベルの高みへと押し上げつつある。誰もがそのように信じている。

しかし小生は、少なくとも一度そのような男性原理優位の文明は自壊した、と考える。その後、縄文時代のように自然と共生する女性原理優位の文明に置き換わり、徐々に男性原理が優位となり現代に至った、と推測する。この周期が12800年であろう、と。

文明の利器と呼べるものはほとんどない、恐らく識字率も0に近いであろうパプアニューギニアの原始部族。その原始生活で人々が十二分に幸福を感じているということを、オキシトシンは客観的に示した。これは女性原理優位の文明が到来する可能性をも示唆するものかも知れない。

しかしいくらストレスに苛まれる現代人が、幸福ホルモン(=オキシトシン)に救いを求めたとしても、「衛生施設はただの溝で、手を洗う石鹸も水もなく、手をふく葉があればまだまし」という原始生活を手放しで受け入れるとは考えづらい。そこで大規模で不可逆的な破壊という不連続点を想定せざるを得ないのであるが。

(つづく)

コメント


「アーメン、あなたに言います。あなたは今日私と共にパラダイスにいます」(ルカの福音書23章43節) イエスと共に十字架にかけられていた二人の罪人のうち一人がイエスを「神の子なら自分と俺達を救って見せろ」と罵ったのに対して、もう一人が「我々は当然の報いを受けているだけだが、この人は何の罪も無いのだ」と諭し、さらにイエスに「神の国で、私の事を思い出して下さい」と語りかけた。それに対する返事である。

マキシム

ソ連のマキシムは味方を助けるものでは無い国家に反逆し敵に魂を売り渡し逃げ出した臆病者を罰するためにある


頭から出る毒の解毒剤がいいとおもう。
極端なはなし 殴られても痛くないなら問題は起きないわけで。

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