日々の愚痴160604
◆Tさん
昨日支給日でお金をもらって、昨日の晩から部屋に帰っていません。
早速失踪してしまったようです。
◆Hさん
いつも支給日に役所で家賃他を回収するしかないHさん。銀行振込できる能力もない上に、本人に任せておくと使ってしまうからである。
昨日は支給日。お金は封筒に入っているが、Hさんは封筒を開封する際にお金を破ってしまった。
こんな感じで。。。
こうなると、損傷通貨になるから、当然ATMにも入らないし、普通に使えない。銀行に行って紙幣の交換を頼むしかなくなる。
しかしそれを平然と小生に渡すHさん。。。
呆れるのを通り越して、こうやってブログで愚痴を書くしかありません。
◆渡歩(コードネーム わたりあるく)
深夜12時頃の電話で目が覚める。数秒の差で電話が取れなかったが、着信番号を見ると、下四桁「0110」。お分かりの通り警察である。もうすぐに察しがついてしまった。すぐにその警察署に電話を折り返す。
小生「今しがた連絡をもらったもので、野田と申しますが、そちらに渡歩さんって言う方が多分保護されていると思うんですが。」
警察A「え~、ちょっと確認します。」
しばらくして別の人に電話が回される。
警察B「こちらからお電話した所でした、申し訳ありません。それにしてもよく分かりましたね。」
小生「いやもう毎月の事なんです。その人生活保護で今日支給日でお金もらったばかりなんですが、直ぐに飲み歩いてそうやって警察に保護されるんです。もう4回目くらいです。」
警察B「お住まいは、〇〇でいいんですよね?朝になったら帰しますが、それで宜しいですよね?」
小生「ホントは思いっきり絞ってやってほしいんですが…、まあいいです。」
◆新人も皆同じ
5/30にこちらの施設にやって来て、翌日申請したKさん。
小生「保護受けに来た人で、もらったお金を数日で使い果たしちゃったりする人がいるんですよ。それが後ろめたいのか、失踪しちゃうような人もいて。」
K氏「ああ、みんなそうだね~、周りに一杯いたよ。」
小生「Kさんは、パチンコとか競馬とかで、お金使い果たしちゃったことはないですか?」
K氏「あ、ええ、ないですね。大丈夫です。」
申請当日に上記のように話していたKさん。ところが4日後朝に電話がかかってきた。
K氏「すいません、申請した日にタバコ買いに行きましたよね、その時お金落としちゃったみたいなんです。何とかなりませんか?」
申請直後に一時金をもらったがそれを落としたという。しかし全財産を落として、4日後まで気づかない人がいるであろうか?多分パチンコで使い果たしたのであろう。
コメント
そういう人を100人、200人くらい相手しなければ、片手に余るか余らないくらいの(私に対して)感謝を忘れない(が老齢その他で具体的にはほとんど何にも他人の役には立てない)人を得ることもありませんし、人間の深層心理を掘り起こして修正することの教師であるTさんにも、私が巡りあうことはなかったと思います。これが確率論です。
市「過度な飲酒、パチンコ慎むように」「従わぬなら生活保護停止も」 市民苦情受け掲示 /四街道
千葉県四街道市が生活保護受給者に対し、過度な飲酒やパチンコを慎むよう促した上で、指導に従わなければ生活保護を停止する場合がある、との趣旨の文書を約2年間、担当課の窓口に掲示していたことが分かった。
受給者が飲酒やパチンコをすることを禁じる直接の規定はなく、市は「誤解を招きかねない内容」と認め、撤去した。受給者の支援団体は「行政と受給者の信頼関係を失わせる行為で、行き過ぎだ」と、市が掲示を続けてきたことを批判している。
文書が掲示されていたのは、市生活支援課の窓口。ポスターサイズの文書が窓口正面に掲げられ、デスクマットにも文書が挟まれていた。
二つの文書はともに「生活保護費受給者の皆様へ」とのタイトルで、「皆様の中には、過度な飲酒や遊興費(パチンコ、パチスロ等)に浪費している方が見受けられます」と指摘した上で、「再三の指導にもかかわらず、生活保護費の適正な支出がみられない場合は、停止や廃止といった措置を講じなければならない場合もあります」と支給の打ち切りを示唆。
また、一つの文書は過度な飲酒などについて「現に慎むようお願いします」と注意していた。
同課によると、「受給者がパチンコをしている」との苦情が市民から多く寄せられる状況を受け、2014年春ごろから掲示を始めた。「日々の業務の中で、パチンコ店に踏み込んで確認することも難しく、掲示に至った」と担当者は言う。
また、「飲酒やパチンコを全て禁止しているわけではないが、度が過ぎると生活を圧迫してしまう。掲示は『気をつけて』という意味」と説明。
しかし、生活保護法には、飲酒やギャンブルを禁じる直接の規定はない。他市の担当者は「保護費は原則、本人の裁量で使えるもので、過度の干渉はできない」と指摘する。
県生活と健康を守る会連合会の小泉三男事務局長は「過度の飲酒やパチンコは依存症の可能性があり、該当者がいれば個々に医療関係者などと連携しながら改善を目指すべき問題」と指摘。
「掲示による『見せしめ』は行政と受給者の信頼関係を失わせる上、保護を受けるべき人が申請をためらうなどの萎縮にもつながりかねない」とし、「掲示が2年も続いていたことは問題だ」と話す。
市は千葉日報社の取材後、内部で対応を検討し、6日に掲示を撤去した。
撤去の理由を市は「市民の苦情が減り、一定の効果が得られたと判断した。内容も誤解を招きかねなかった」と説明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160607-00010000-chibatopi-l12
出来る事と出来ない事の線引きをはっきりしてつたえておくことは大事なことではないでしょうか。 手に負えないなら、行政に委ねましょう。
今の時代、たやすく電話に出ないことも身を護るために必要な手段と思いますよ。
携帯やスマホではそれも無理かな。