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ギリシャが6月末返済期限のIMFへの支払いが不能となり、預金封鎖状態となっている。余り金融関係記事は関心ない人が多いかも知れないが、現実に日本にも起こりうることとしてメモその他を記しておく。

ギリシャは週明け29日から銀行業務停止になっている。銀行業務休止になって現実に起こったことは

①その前から1日当たりの預金引き出し上限が設定され60ユーロ(8000円前後)しか引き出しできない
②ATMに長蛇の列ができ、紙幣が枯渇してATMが使用不能になる
③銀行業務休止になると引き落とし等の決済ができない
④同じく年金等銀行振り込みで支給される金について引き出しができない(送金されていないと予想される)

④については記事を書いている間にその対応がなされたようだが(末尾添付記事1)、それでも引き出し金額は規制されている。年金を口座送金以外で受け取ることはできないだろうが、生活保護受給者はそういう事態に備えるなら、窓口払いに変えてもらった方が良かろう(尤もそのような事態になって窓口で満額もらえるかどうかわからないが…)。

今後ギリシャがどうなるかは、7/5の国民投票次第ではある。しかし仮にギリシャ国民が、EU債権団の厳しい財政削減策を拒否したとしても、ユーロから簡単に離脱することはないかも知れない。そもそもユーロ離脱に関する規定がないのだ。となると

「人に節約・節制など強制されるのはまっぴらだ、借金は返したくないが、ユーロは使い続けたい」

というエゴそのものの状態になる。尤も銀行にユーロ紙幣がなくなれば、自国通貨を発行せざるを得なくなるわけだが…。

さて、拙ブログ開設以来、世界規模の金融経済危機について、警鐘を鳴らしてきた。今回のギリシャ危機がそのまま破局につながるのかどうかは定かではないが、この場で多少訂正しておきたいことがある。それは

日本においてハイパーインフレが起き、それに伴って預金封鎖と新円切り替えが起きる可能性はそれほど大きくない

ということ。

そもそも、政府が預金封鎖するに当たっては、当然法律が無ければ動けないわけだが、終戦直後預金封鎖を可能にした法律自体、現在は廃止されている。とは言え、財務省はかねてからこの法整備に関心を持っており、近く実施されるマイナンバー制度も、個人資産を把握する点において関連法案と言える。

現時点までに、日本含めた先進国の金融システムが抱える問題は、徐々に明確になりつつある。それは

中央銀行が(自国の)国債を大量に抱えて、国債市場の流動性がなくなる

ということ(末尾添付記事2)。

今回問題となっているギリシャ国債についても、保有しているのはECB(欧州中央銀行)、EU各国、IMFとなっている。数年前のギリシャ金融危機の際には、個別の金融機関が有していた為、それら金融機関から連鎖的に金融不安が広がる可能性があった。その不良債権を、国家と中央銀行とIMFが買い取って救済したということである。これはその前のリーマンショックでも同じである。

よって今後、リーマンショックのような、個別金融機関が破綻することによる金融危機が起こったとしても、結局はその国の政府・中央銀行が不良債権を買い取るなどして、救済措置もしくは金融不安解消ということになるであろう。そのようにして、国家と中央銀行への不良債権の集約が進んでいるわけだ。

国家と中央銀行に不良債権が集約されていく状態は、経済の循環にとって健全なものではない。しかしこれにどのようなリスクがあるか、どのような危機的状況が起こりうるかは、専門家でも分からないのである。考えうるとしたら「ハイパーインフレ→預金封鎖」というような、過去に有ったイベントを例に挙げるしかない。当然小生も、具体的に何がを起こるかは予測できないので、一つの可能性としてハイパーインフレ・預金封鎖を挙げてきた。経済の専門家でも、この「尋常ならざる状況」がどのような結果をもたらすかについては予測ができない。予測ができないので、対応も検討しようがない。

小生は、拙ブログで「陰陽転換」の見地から逆算して、物事を予測している。一つそれで考えられることは、各国の外交・安全保障上の問題、地政学上のリスクと金融リスクが絡まってくることである。

(つづく)

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ギリシャの銀行、年金支払業務に限り7月1日から再開=財務省
2015年 06月 30日 16:59 JST 記事を印刷する | ブックマーク [-] 文字サイズ [+]

[アテネ 30日 ロイター] - ギリシャの国内銀行が、年金支払い業務に限り7月1日から週末まで営業を再開する見通しだ。財務省が明らかにした。

銀行現金自動預け払い機(ATM)は29日午後に使用可能になっていたものの、デビットカードやクレジットカードを使えない高齢者の多くは年金を受け取ることができない状態だった。

年金生活者は今週、1週当たり上限120ユーロの現金引き出しが可能となる。

他の業務については、資本規制の一環として7月6日まで休業する。

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細る欧米国債の流動性、多発する相場急変
2015/6/4 10:18

【NQNニューヨーク=岩切清司】欧米の国債市場に不安定感が増している。背景にあるのは取引量の厚みが細る流動性の低下だ。売買が一方向に傾きやすい構造変化も加わって、欧米の国債相場の急変が多発するようになっている。

 3日の欧米債券市場は大荒れだった。起点はドイツ市場だ。10年物国債が売られ、利回りは2014年10月以来となる0.9%に迫る場面があった。電子取引仲介大手のトレードウェブによると、終値で比較した利回りの上昇幅は約0.19%と急拡大した。12年8月以来、約2年10カ月ぶりの大きさとなった。当時の利回りが1.4%程度だったことを考慮すると、市場に与えた影響は一段と大きかった可能性がある。

 独国債売りはフランスやイタリア、スペインの国債市場に及んだ。さらに米市場でも国債の売りを招くと米10年物国債利回りは2.38%と2014年11月以来、約7カ月ぶりの高水準を付けた。

 欧州国債は、欧州中央銀行(ECB)が物価見通しを引き上げたことや、ドラギECB総裁が高まる市場の変動性(ボラティリティ)に冷ややかな姿勢を示したことで売られたとの見方が一般的だ。しかし「独金利の急騰は低い流動性が根底にある」(オアンダのクレイグ・エルラム氏)との見方は意外に根強い。

 流動性の低下は欧州に限った話ではない。5月中旬、サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は「低い流動性が利回りの反応を悪化させている」との懸念を示したという。米市場でも同様の問題意識を持つ市場関係者は多く、FTNフィナンシャルのジム・ボーゲル氏は3日の米金利上昇も「要因の7割程度は低い流動性に起因する」と見る。

 流動性はなぜ低下したのか。欧州市場については「ECBが量的緩和に伴う証券購入で国債を吸い上げていることが大きい」(エルラム氏)との声はよく聞かれる。

 市場の構造変化も無視できない。ソシエテ・ジェネラルのビンセント・シェニョ氏は「投資信託(ミューチュアル・ファンド)が非常に大きくなった半面、銀行の債券取引量は低下する一方で不均衡が増大している」と見る。ファンドは国債を購入した後も長期にわたって保有し、取引頻度は銀行に比べて低い。積極的な売買を手掛けるプレーヤーの存在感は薄まっている。

 国際通貨基金(IMF)は4月に発表した国際金融安定性報告書で「資産運用業が金融システムの不安定化をもたらす可能性を心配する声も高まっている」と指摘し、具体的に「債券ファンドの大幅な増大」などに言及していた。取引主体の変化が債券相場の動向に影響を与えている。

 薄商いの中でまとまった注文が出れば値は動く。最近目立つのは、その値幅の加速度的な変化だ。3日の取引でも独国債が一方的に売られる時間帯があった。

 低流動性と重なって高まるボラティリティ。具体的な要因解明に市場の関心が向かうなか、米財務省金融調査局(OFR)は5月に「長期国債の売り」と題するリポートを公表した。その中で金融市場が「VaR(バリュー・アット・リスク)ショック」に対し脆弱になっているとの認識を示した。

 VaRとは金融機関が用いるリスク管理手法の1つだ。保有する資産のボラティリティが低いとリスクが低い資産と認識されやすい。リスク量が抑えられていると判断した金融機関は積極的な投資に向かう。国債にあてはめれば「買うから金利が落ち着く、リスクが低下したから再び買いを入れる」という循環が生まれる。

 しかし、ひとたび売りが優勢になればボラティリティが上昇し、Varの計算上ではリスク量が増える。耐えきれなくなった金融機関は今度は一斉に売りに回る。

 実際の売買では4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が指摘していたように、コンピューターを利用したHFT(ハイ・フリークエンシー・トレーディング=高頻度取引)の存在も無視できない。

 株式や外国為替など多くの市場に影響を与える債券取引。金融政策と構造変化が複雑に絡み合うほど金融システムがもろさを包含する構図には注意が必要だ。

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