元オウム教団幹部 野田成人のブログ

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前回記事に、一日でトンコしてしまった職場に謝りに行ったという内容を書いた。失踪して帰りの交通費を使い果たす前に連絡することと並んで、劇的(!)進化である。

ところで小生がTさんに付いて行って、職場に謝りに行くという図式、どこかで見かけたことはないだろうか。子供の時に、イタズラしたり近所に迷惑をかけた時に、親が子供を連れて謝らせに行くのと同じである。

Tさんの生い立ちについて繰り返すと、小学校低学年時までに母親とは生き別れ、親戚の間をたらいまわしにされたという環境であった。本人曰く「小さいときは快活だったのに、どんどん人と話ができない引っ込み思案の性格に変わって行った」。

要するに子供の時にやりたいことをやらせてもらえなかった、できなかったということになろうか。やりたいことができなかった要因は、親の庇護の下にあるという安心感の欠如であろう。

Tさんの父親について聞くにつれ、安心感欠如どころか、不安でたまらない毎日だったことが分かってきた。父親は毎日ずっと酒を飲んでばかりいて、親子で会話することもほとんどない。Tさんは押し入れに隠れて過ごすのが日常茶飯事だったそうだが、これがどれほど子供の人格形成に影響を与えるだろうか。

この親と一緒にいる安心感が欠如した状態で幼年期を過ごし、一旦性格が形成されてしまうと、それを修正するのは並大抵のことではできない。

幼少期の安心感は、自己肯定感、人への信頼、肯定的なモノの見方を形成すると思われる。逆に幼少期の不安感は、自己否定、人間不信、社会不信、人生否定というものを形成すると思われる。これは各個人が無意識のレベルで培われるものであり、他人と比較することも余りないので、意識されづらい問題かもしれない。しかし前者と後者では、その後の人生に大きな違いが生じる。

このように書くと、Tさんのような問題について、「親が悪い」と主張しているように思えるかもしれない。親の責任と言えば、そのように言えるかもしれない。が、実際には、その親自体も、そのまた親(Tさんの爺さん婆さん)から安心感を与えられることが少なかったのではないだろうか。少女Aも含めた「自称ダメ人間」の親の話を聞い(たり実際に会っ)た限りで、小生はそのように考える。

子どもは親を選べない、などとよく言われる。つまるところ、生まれた時点からこのような格差が存在し、人格形成とその後の人生に大きな違いが生じてしまう。正直なところ、少女Aに対応した経験から検討すると、十代半ばまでに一旦ゆがんでしまった人格は、その後相当な環境の変化が無い限り、元に戻らないのではないだろうか。十代前半もしくはそれ以前というと、結局子供本人には選択の余地も意思も持てない状態なので、この問題は、手の付けようがない問題ということになろうか。

その人格形成に重要な時期を逃して、一旦性格が固まってしまうと、同世代の人との市場競争には入れないだろう。長い時間をかけて、その絆が切れないように神経を使いながら、人格の修正を図っていくしかない。過去の記事でいくつか具体例を挙げたが、押し殺している内面の本音が出ると、シッチャカメッチャカなことをやる。反抗期の子供が親に反抗したり、色んな悪さをしたりするのを、長い目で温かく見守るように対応していくしかない。

このように書くと、小生がTさんを見下しているように見えるのかもしれない。しかし少女AにしろTさんにしろ、かつても今も小生の先生のような存在である。仏道修行を続けていくと、自分が「何者でもない」ことに気づいてくる。「何者でもない」ということは、「何者でも成りうる」「何者でもありうる」ということである。つまり彼らと同じ境遇に生まれれば、同じ道を辿りうるわけであり、それをどのように修正・変化させることができるのだろうか、という訓練でもある。

(つづく、かも、つづかない、かも)

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↑ 米どうもです。
ご指摘の通りですね。

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