fc2ブログ

野田成人のブログ

累積賠償額1599万円

HOMEPR 都市難民 シリーズ物 経済 ニュース イスラム国 幸福功徳 陰陽 オウム 団体存続 雑多 建築リフォーム
 バブル経済のお話で、チューリップバブルとITバブルの例を挙げました。

これらは資産が実態以上に価値があると錯覚された結果です。しかしながら、もしこのチューリップにしろ、光通信株にしろ、転売益を狙って永久に市場参入者が増え続けたなら、どうでしょうか?どんどん上がり続けますね。これ何かおわかりかと思いますが、無限連鎖講、つまりネズミ講ですね。

 だからバブルの仕組みは、ネズミ講と同じなんです。更に拡大していくと、資本主義経済そのものが緩やかなネズミ講みたいなものなのです。バブルの一つの要因は、過剰流動性、つまり大量にばらまかれたお金といわれます。元はといえば借金したお金なんですが、それでみんながチューリップや光通信を買うわけですね。集団心理の錯覚が、実需とかけ離れた価値を生む。「あ~、みんながチューリップ欲しがっている。よし、俺も家財投げ出してでも買うぞ!」って。

070705.jpg バブル経済は、実体の経済成長以上に資産価格が上昇した状態。しかし現在の資本主義が、永遠の経済成長を前提としている以上、やっぱりネズミ講みたくなってきます。常にバブルの要因を抱えるわけです。借金して作ったお金をばらまいて、消費しましょうとあおる。お金がばらまかれすぎると、購買力が増大して物価が上がってくる。あがりすぎるとバブルになる。そこであがりすぎないように、お金の量を減らして物価を抑える。これが中央銀行の金融政策なんですが、そのお金の量は借金の金利で調整します。


1,銀行「景気が悪いな、よしお金をばらまくぞ」

2,銀行「今なら金利が0.1%でお得です。どんどん借金して下さい。」

3,一般「今借金すると得だ。それで車買おう、家買おう、あれ欲しいこれ欲しい。」

4,皆が借金する、お金が増えて物価が上がる、消費促進、景気が良くなる

5,銀行「景気がよくなりすぎた、バブルにならないようにお金を減らそう。」

6,銀行「お得金利キャンペーンは終了しました。これから金利は10%です、ご利用は計画的に。」

7,一般「金利が高くなったから借金は損だ。早く返そう。無駄遣いしないで倹約しよう。」

8,皆が借金返済、お金が減って物価が下がる、消費落ち込む、景気が悪くなる → 1に戻る

※(金利0.1%、10%とは分かりやすくする為の極端な例です)


 上記は、景気が循環する仕組み、インフレ・デフレの説明です。こんな風にバブルにならないように、かといって消費が落ち込みすぎないように、微妙な調整をしています。しかしこの微妙な調整がうまくいかずに、どちらかに転がって行ってしまうこともあるわけです。それがハイパーインフレ、逆に転がると恐慌です。

 日本の場合、2000年以降デフレで相当苦しんできました。金利政策が一定限度を超えてしまって、効かなくなってしまったのです。金利は0%以下には下げられないという限界です。金利を安くしお金を使ってもらおうにも、みんなが財布のひもを固くして貯め込んだのです。お金を使わないと、毎年1割ずつお金が減る、とでもすれば違ったでしょう。でもこれは特殊なやり方でもしない限り不可能です。このようにいくらお金をばらまいても消費に火がつかない状態を、「流動性の罠」といいます。

 今日本は、大企業のリストラ、貧乏人を犠牲にした結果、統計上は好景気になりました。じゃあ次はハイパーインフレさえ心配なければいいのか、というとそうでもありません。地球環境の制約から、成長の限界という最大の問題が出てくるのです。



コメント


マジな話になるとコメントが無い此処の住人、つかえねーよ、おまいら

自分のことは棚に上げて、人の批判ばっかりする、
オウムっぽいやつだな。
自分がまずまともなコメントしろ、あほ

二番目の方へ

あの~、名前書かないと、1番目と同じ人の発言と誤解されますよ。

VT正悟師へ

最近よく出てくるVT革命って、具体的にどのようなことをなさるつもりなのですか?

>マジな話になるとコメントが無い此処の住人、つかえねーよ、おまいら


会社でも、そういう香具師がいますな。

自分では何もせず、動きもせず、満足に教えもせず、上司に「(あいつは)使えねぇ」なんて言う香具師。

「ドルと円」宮崎義一著 岩波新書

戦後の世界経済の発展は、世界の輸出の伸びが世界のGNPの伸び率より高いテンポで増大することによって可能となったことはよく知られている。それは、世界経済が各国の貿易依存度を高め、各国間の経済的相互依存関係を深化させることを通じて発展したことを意味している。かくて「モノの世界貿易は、増大に増大を重ねて、かつてない規模に達している。(インビジブル・トレード)すなわちサービスの世界貿易も同様である。両者の合計は年間2.5-3兆ドルにもなる。しかし世界の金融機関が相互に貸し借りし合うロンドンのユーロダラー市場の取扱い金額は、営業日一日当たり3000億ドルを超え、年間では75兆ドルに達している。優に世界貿易額の25倍に及ぶ巨額である」
ユーロダラー市場のみに限らず、世界の外国為替市場の取引高も急激に増加している。ニューヨーク連銀からの呼びかけで、1986年3月現在、はじめて日・米・英の中央銀行が同時に調査した外国為替市場の一日当りの取引高は、東京480億ドル、ニューヨーク585億ドル、ロンドン900億ドル、三市場合計で1965億ドルであって、年間49兆ドル強、モノとサービスの世界貿易金額の16倍以上にものぼっている。
この事実は重要である。ユーロダラーの動きや外為市場の取引高の動きの中には誤差や重複も含まれているであろうが、国際的な資金の動きが財とサービスの貿易金額の16-25倍にも達しており、もはやかつてのように世界経済を動かす力は、財・サービスの貿易(実需)と深く関連した資金の国際的流れのみではなくなっているからである。

英誌「エコノミスト」も、(70年代のはじめ以降現われた世界経済最大の変化は、為替レートを動かす力が、モノの貿易から貨幣の流れに変わったことである」と述べている。70年代のはじめ以降というのは、ニクソン・ショックにつづく石油ショック以降ということであろう。
しかし「伝統的な国際経済理論のほうは、依然として、モノとサービスの貿易が国際的な資本の流れと外国為替レートを決定する、という新古典派(の水準)にとどまっている」

む-かし、むかしシャンバラのお話です。
ここに、み○み、いう人が便所の洗面ブラシをマハ-ポッ○○いう人の口に寝ている時につっこんだってよ、こいつ-病気にならなかったのかな-?

白龍さん

ミク友他2,3人とスカイプ会議設定して下さい。その時説明します。

VT正悟師へ

>ミク友他2,3人とスカイプ会議設定して下さい。

スカイプ会議設定ってなんですか?
どんなことをすればよいの?

スカイプ

ネットで調べてみました。
スカイプしたことないし、誰と設定して良いかもわからないので、
とりあえずあきらめます。
そのうち、ブログで明らかにする予定はあるのですか?

いやそれならこちらでお膳立てしてみますから。待ってて下さい。

同感です!

お金が貯まっているぞさん、分かります!
おりますね、そういうヤツ。
もの凄く同感です!

まあどこに行ってもある程度の人数が集まればそういう輩はいるもんですな。
本当に使えねえ人たちからも「あの人に言われるなら仕方ない」って言われる人もままいますが、そういう人はえてして他人のことを「使えねえ」なんて言わないもんですよね。

VT正悟師へ

せっかく、お膳立ていただいて申し訳ありませんでしたが、
お相手にお断りのメールを入れました。
というのも、私の意図は、ブログで公にし、
皆さんの見解を、お聞きしてはどうなのかなと考えての質問だったからです。
現時点で、何らかの理由でそれが出来ないのであれば、あえて今聞く必要はありません。
いずれ、公に明かされるときが来るでしょうから、
その時に、どのようなものであるのか、検討させていただきたいと思います。
お手数かけてすみませんでした。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://alephnoda.blog85.fc2.com/tb.php/103-44a8caf7

 | HOME | 

プロフィール

alephnoda

alephnoda

野田成人のブログです
メール返事欲しい人は氏名・電話番号必須だけど、書いたからと言って返信が保証されるわけでもありません。結局人間関係は共通の関心ごとがないと成立しないのであって。私が内容に関心を持った場合にやり取りが成立します。
ブログ手伝ってくれるスタッフ募集中
メールは上の画像の vv9919662014 @ じーめいる。コム(gmailです)

月別アーカイヴ

2037-12 : 1
2023-11 : 5
2023-10 : 5
2023-09 : 6
2023-08 : 5
2023-07 : 4
2023-06 : 4
2023-05 : 4
2023-04 : 3
2023-03 : 4
2023-02 : 3
2023-01 : 6
2022-12 : 3
2022-11 : 4
2022-10 : 5
2022-09 : 3
2022-08 : 5
2022-07 : 4
2022-06 : 5
2022-05 : 4
2022-04 : 4
2022-03 : 6
2022-02 : 5
2022-01 : 2
2021-12 : 4
2021-11 : 5
2021-10 : 7
2021-09 : 5
2021-08 : 4
2021-07 : 4
2021-06 : 4
2021-05 : 4
2021-04 : 5
2021-03 : 5
2021-02 : 5
2021-01 : 5
2020-12 : 5
2020-11 : 5
2020-10 : 5
2020-09 : 7
2020-08 : 5
2020-07 : 7
2020-06 : 5
2020-05 : 7
2020-04 : 1
2020-03 : 5
2020-02 : 5
2020-01 : 5
2019-12 : 5
2019-11 : 4
2019-10 : 7
2019-09 : 4
2019-08 : 5
2019-07 : 2
2019-06 : 5
2019-05 : 6
2019-04 : 3
2019-03 : 6
2019-02 : 5
2019-01 : 5
2018-12 : 6
2018-11 : 4
2018-10 : 4
2018-09 : 4
2018-08 : 4
2018-07 : 6
2018-06 : 6
2018-05 : 8
2018-04 : 6
2018-03 : 7
2018-02 : 5
2018-01 : 5
2017-12 : 5
2017-11 : 4
2017-10 : 2
2017-09 : 2
2017-08 : 4
2017-07 : 4
2017-06 : 6
2017-05 : 4
2017-04 : 6
2017-03 : 6
2017-02 : 6
2017-01 : 5
2016-12 : 5
2016-11 : 4
2016-10 : 3
2016-09 : 3
2016-08 : 4
2016-07 : 4
2016-06 : 5
2016-05 : 3
2016-04 : 6
2016-03 : 3
2016-02 : 4
2016-01 : 6
2015-12 : 7
2015-11 : 9
2015-10 : 7
2015-09 : 5
2015-08 : 6
2015-07 : 8
2015-06 : 6
2015-05 : 8
2015-04 : 8
2015-03 : 8
2015-02 : 11
2015-01 : 11
2014-12 : 5
2014-11 : 8
2014-10 : 9
2014-09 : 9
2014-08 : 7
2014-07 : 6
2014-06 : 5
2014-05 : 5
2014-04 : 9
2014-03 : 9
2014-02 : 6
2014-01 : 5
2013-12 : 2
2013-11 : 5
2013-10 : 8
2013-09 : 8
2013-08 : 9
2013-07 : 13
2013-06 : 8
2013-05 : 12
2013-04 : 8
2013-03 : 10
2013-02 : 9
2013-01 : 12
2012-12 : 6
2012-11 : 10
2012-10 : 9
2012-09 : 4
2012-08 : 9
2012-07 : 10
2012-06 : 8
2012-05 : 8
2012-04 : 6
2012-03 : 13
2012-02 : 14
2012-01 : 15
2011-12 : 9
2011-11 : 14
2011-10 : 6
2011-09 : 10
2011-08 : 8
2011-07 : 9
2011-06 : 11
2011-05 : 9
2011-04 : 6
2011-03 : 11
2011-02 : 4
2011-01 : 6
2010-12 : 6
2010-11 : 7
2010-10 : 9
2010-09 : 10
2010-08 : 10
2010-07 : 7
2010-06 : 7
2010-05 : 7
2010-04 : 6
2010-03 : 6
2010-02 : 7
2010-01 : 4
2009-12 : 2
2009-11 : 3
2009-10 : 5
2009-09 : 3
2009-08 : 4
2009-07 : 9
2009-06 : 10
2009-05 : 10
2009-04 : 13
2009-03 : 7
2009-02 : 1
2009-01 : 4
2008-12 : 9
2008-11 : 9
2008-10 : 6
2008-09 : 7
2008-08 : 7
2008-07 : 8
2008-06 : 5
2008-05 : 4
2008-04 : 7
2008-03 : 7
2008-02 : 7
2008-01 : 7
2007-12 : 10
2007-11 : 8
2007-10 : 5
2007-09 : 8
2007-08 : 12
2007-07 : 7
2007-06 : 15
2007-05 : 18
2007-04 : 9
2007-03 : 17
2006-04 : 1
2004-04 : 6
2004-03 : 8
2003-12 : 1
2003-09 : 2
[RSS 1.0]  [RSS FEED]